"近所に空き家が多い”エリアは? 「持ち家と賃貸」「戸建てと集合住宅」の意識の違いも

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2023年10月05日 07:31  マイナビニュース

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クロス・マーケティングは10月3日、「住まいに関する調査(2023年)意識編」の結果を発表した。調査は9月8日〜9日、全国の20〜79歳の男女3,000名を対象にインターネットで行われた。


調査によると、「自宅近くに空き家がある」と回答した人は29%。エリア別にみると、「東北」(39%)、「中国・四国」(37%)、「九州・沖縄」(35%)で多い傾向に。


近所にある空き家の問題点や不安な点を聞いたところ、「害虫が増えたり、伸びた枝が隣家の敷地に入るなど、周囲の家が迷惑を被る」(47%)、「老朽化による倒壊が心配」(39%)、「不審者の侵入や放火による火災など、防犯面に不安を感じる」(35%)が上位にあがった。


次に、住まいについて持ち家と賃貸とで比較したところ、持ち家の意識・イメージは、「老後の住宅費の負担が少ない」(36%)、「ローンが終わりさえすれば、一つの資産になる」(33%)が上位に。特に、60〜70代は「老後の住宅費の負担が少ない」(60代50%、70代54%)が高く、さらに70代は「リフォームで、間取り変更や設備交換などを自由にできる」(全体23、70代36%)が高いよう。



一方、賃貸については「引っ越しがしやすくてよい」(36%)がダントツ1位に。次いで「持ち家のように、自分の資産にはならない」「生涯に渡って家賃を払うため、経済的負担が大きい」(ともに28%)が続き、特に70代は「自分の資産にならない」(39%)と考える人が多く、70代は、”家は資産”という考え方が根強くあることがわかった。


次に、戸建てと集合住宅を比較。その結果、戸建ての意識・イメージは、「多少大きな音が出ても、隣近所に気遣う必要がない」(33%)、「音をめぐる隣近所とのトラブルが少ない」(31%)が上位に。加えて、70代は「庭やベランダで家庭菜園やガーデニング、子どもと遊んだりできる」(全体26%、70代42%)が突出して高い。



一方、集合住宅では、「足音や生活音が響きやすい、音のトラブルが多い」(34%)、「共有部の管理を、管理会社や管理人がやってくれてラク」(32%)が上位に。



最後に、「高齢になった時に住んでいたいところ」を教えてもらったところ、20〜30代は「治安のよい場所」、40〜50代は「交通の利便性が良いところ」、60〜70代は「医療環境が良いところ」がTOPにあがり、年代による差が見られた。(CHIGAKO)

このニュースに関するつぶやき

  • 賃貸は高齢になって物件に不都合があると大変な事に合うと考えて越した先も戸建です、50歳も半ばを迎えたのでスーパーや病院は徒歩圏内か、学校行事の音は届かないかなど候補地の環境は調べましたね、
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