捨てるはずの発泡スチロールがドールハウスに まるでデザイナーズマンション

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2023年10月06日 09:00  おたくま経済新聞

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捨てるはずの発泡スチロールがドールハウスに まるでデザイナーズマンション

 「梱包で使われてた発泡スチロールがデザイナーズマンションになった」こうつぶやいたのは、X(Twitter)ユーザーのしんごさん。これは一体どういうことでしょうか?


 写真を見るとそこには、大きな発泡スチロールの箱の中に、小さなドールを並べて遊ぶ娘さんの姿が写っています。なるほど、たしかにこの白い壁や独特の形状は、デザイナーズマンションっぽい。これはナイスアイデア!


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 普段はもの作りを行うクリエイターとして活動しているしんごさん。この発泡スチロールは、作品制作に使うプレスアイロンを購入した際に、商品が梱包されていたものです。


 この発泡スチロールを見た瞬間に「ドール遊びに使えそう」と閃き、二段に重ねた後、いつも使っている机などをいくつか並べて置いておいたところ、それを発見した娘さんはすぐに飛びついて遊んでくれたそうです。


 「ここに何を置こうかな?」「誰を連れてこようかな?」と、ワクワクしながらドール遊びを楽しむ気持ちが、写真に写る後ろ姿からもひしひしと伝わってきます。


 大きくて広い家の複雑な間取りに、自由に家具を配置できるだけでなく、よく見てみると壁には娘さんが描いた絵も貼り付けられています。市販のドールハウスももちろんかわいらしいのですが、これはこれで思考力や想像力が身に付きそう。


 加えて、ゴミとして捨てられるはずだった発泡スチロールが、視点を変えるだけでドールハウスに早変わりしてしまったわけですから、今の時代に即したエコな資源活用術とも言えるでしょう。


 ちなみにこの後、いろんなドールたちを引っ越しさせ、元々使っていたドールハウスには誰もいなくなってしまったのだとか。ドール遊びはしばらくの間、このデザイナーズマンションが舞台になりそうですね。



<記事化協力>
しんごさん(@gonshiramukana)


(山口弘剛)


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