レアル・ソシエダ、ヤスダグループと戦略的パートナーシップ締結!…日本企業がメインスポンサーに

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2023年10月06日 20:03  サッカーキング

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久保建英が所属するレアル・ソシエダ [写真]=Getty Images
 日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは6日、『株式会社ヤスダグループ(以下:ヤスダグループ)』と戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。

 ヤスダグループはマーケティング業務、アカデミー業務、エージェント業務、雇用支援業務などを行う企業で、安田財閥によって20世紀に設立された。スポーツ分野にも事業を展開しており、同分野を青少年の育成・教育・社会参加のツールと位置付けている。“ドリブルデザイナー”として活躍中の岡部将和氏が取締役CWOを務めていることでも有名だ。

 契約期間は3年間。レアル・ソシエダはヤスダグループとの提携について「従来のスポンサーシップを超え、当クラブのアジアにおける中長期的な拡大計画の一環」と説明している。なお、今回の契約により、ヤスダグループはレアル・ソシエダのメインスポンサーとなり、契約に伴うすべての協力分野を網羅することになるという。また、提携期間の3年間を通じて同クラブの男子トップチームの日本への訪問が企画されることになるようだ。

 今回の戦力的パートナーシップ締結に際し、ヤスダグループの代表を務める安田慶祐氏は次のようなコメントを発表している。

「スポーツ分野のリーダーであり、スポーツとエンターテインメントの相乗効果でスポーツ業界のパイオニアとなる企業と協力し、共感し、同じ価値観を共有したいと考えています。レアル・ソシエダは、私たちが大切にする価値観を継続的に実践し、個人としても集団としても成長を促進する機会を提供しています。私たちは彼らと協力し、このような社会的な課題に取り組む意欲があります」

「人材育成を重要視するレアル・ソシエダの精神と我々のビジョン・使命は完全に一致していると信じています。特に世界的に人気の高いスポーツであるサッカーにおいて、当クラブは変化を推進する人材を積極的に教育し、人間性の向上に貢献する企業と認識しています。明るい未来を思い描いている将来有望な若者たちがチャレンジ精神を身につけ、スポーツの分野で多くの課題に取り組む姿には多くの人が勇気づけられるでしょう」

「このコラボレーションは様々なテーマにおける取り組みへの出発点と捉えています。ラ・レアルファミリーと共にクラブの成長をサポートし、貢献していくことに全力を尽くします」

 また、レアル・ソシエダのジョキアン・アペリバイ会長も次のように喜びを語っている。

「この合意は、当クラブの国際的な展望に対応するものです。国際的な舞台でのレアル・ソシエダへの関心が高まっており、この提携はそれを明確に示すものと言えるでしょう。日本はレアル・ソシエダにとって非常に魅力的な国であり、多くの潜在的な可能性を秘めています。この契約は、クラブの強化に寄与するものであり、非常に喜ばしいニュースです。私たちの取り組みの一環として、ギプスコア地域の価値観に基づくラ・レアルのサッカー文化を日本に広めることを目指します」

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