ツインズ、第2戦に快勝し1勝1敗のタイ　ロペス快投、コレア古巣相手に3打点

【ア・リーグ地区シリーズ第2戦】
● アストロズ 2 − 6 ツインズ ○
＜現地時間10月8日　ミニッツメイド・パーク＞

　ア・リーグの地区シリーズ第2戦が8日（日本時間9日）に行われ、初戦を4−6で落としていたツインズ（中地区1位・第3シード）がアストロズ（西地区1位・第2シード）に快勝。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。第1戦に救援登板し2回2失点だった前田健太投手（35）の登板はなかった。

　ツインズ打線は初回、4番・コレアが左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち先制。2回は7番・ファーマーの左越え2ランで3−0とリードを広げた。5回は一死満塁の好機で、再びコレアが2点適時打を中前へ弾き返し5−0。コレアは2021年まで在籍した古巣相手に3安打3打点をマークした。

　投げては中4日の先発右腕・ロペスが初回から快投。強力アストロズ打線からテンポ良くアウトを奪い快調にゼロを刻んだ。5回は先頭打者に二塁打を許したが後続をピシャリ。7回105球、6安打無失点、7奪三振1四球の内容で、6点リードの8回から救援陣にマウンドと譲った。ロペスはポストシーズン（PS）初戦となった3日（同4日）ブルージェイズ戦でも6回途中1失点と好投。これで今PSは2戦2勝となった。

　対するアストロズは、左腕エースのバルデスが5回途中5失点でノックアウト。打線は6点を追う8回、3番・アルバレスが2戦連発となる左越え2ランを放ったが、完封負けを回避するのがやっとだった。