水木しげる生誕100周年、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公開決定　原作ファンが注目するのは前身『墓場鬼太郎』との共通点

　『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる水木しげるは今年で生誕100周年だ。水木しげるといえば、『ゲゲゲの鬼太郎』のイメージが強いが、数々の妖怪ものや戦争をテーマにしたものなど多くの名作を生み出しており、それぞれ時代を超えて長く読まれ続けている作品が多くある。

（参考：【写真】水木しげるの貴重な描き下ろしと予約特典の豪華なグッズなど記念BOXの中身を見る）

　今回子ども向けの読みものの名作として知られる『水木しげるのおばけ学校』シリーズが、豪華記念BOXとして登場することが決定した。読んだことがある人にとっては当時の懐かしさが蘇るはずだろうし、これからはじめて手にする人にとっては、おばけの学校の世界がユーモラスさをちりばめた作品世界をじっくり堪能できる仕上がりとなっている。

 『水木しげるのおばけ学校』シリーズは、水木しげるが“ゲゲゲの鬼太郎”や“カッパの三平”などのふしぎな世界を描く全12巻の子ども向けの読みものシリーズで、刊行が開始された1980年から、たくさんの子どもたちに親しまれてきた。

　このシリーズは、漫画家・水木しげるが描き下ろした、数少ない貴重な読みもの作品として知られていて、ほぼ全ページに水木しげるらしい大変細やかで美しい、見ごたえのあるイラストが掲載されている。

　現在、先行予約を受け付け中で今予約すると、『ゆうれい電車』の懐かしのカバーとスペシャルカバーが、表裏に印刷された「Ｗカバーアクリルキーホルダー」をプレゼントされる。このグッズは水木ファンにとってはどれも欲しくなるような魅力溢れるもの。ぜひコレクションに加えてみてはいかがだろうか。

文＝リアルサウンド編集部