＜不謹慎だけど＞旦那が死んだら泣く？「子どもの父親がいなくなると思うと悲しい」「泣くを通り越す」

子どもが巣立ったら夫婦2人でのんびり老後を過ごし、長生きして孫を一緒に可愛がって……。そんなふうに旦那さんとのこれからをイメージしているママも多いはず。しかし、いま突然旦那さんが亡くなったら？　ママスタコミュニティにはこんな、もしも話の投稿がありました。

『みんな旦那が死んだら泣く？　私は泣けないかも』

いま突然旦那さんが亡くなったら、自分は泣くかどうかを聞いた今回の投稿。投稿者さんは理由こそわかりませんが「泣けないかも」と自分自身のことを綴っています。この質問に対してどのようなコメントが集まったのでしょうか。詳しくご紹介します。

旦那さんが大好きだから亡くなったら泣く？子どもの父親がいなくなるから泣く？

『そりゃ泣くわ。10年も一緒にいるんだし情もあるしね』

『泣くだろうな。遠くへ行ったり単身赴任したり、離婚したりとは理由が違うからな。一度は好きになった人だし泣くと思う』

『泣くを通り越して気が狂ってしまうかも。旦那がいない生活なんて考えられない』

旦那さんが亡くなってしまうことを想像して「泣く！」と回答したママたちのコメントを見ていきます。やはり一度は好きになって家族になろうと決め、すでに長年の付き合いを経ている旦那さんが亡くなってしまうのは悲しいもの。「泣くどころじゃない」として、悲しさや寂しさを吐露しているママも。さらには、ただ自分のもとから離れて暮らすのではなく、この世からいなくなるという状況に絶望を感じているママもいました。

『泣くね。でもそれは子どもの父親が死んだからって意味で。あれでも父親だし』

『泣くと思う。旦那がいなくなった悲しさもなくはないけど、それよりもお父さん大好きな子どものことを思うと切なすぎて』

『泣くよ。何はともあれ旦那がいたから子どもたちがいるんだし。同様の理由で、人間的に大嫌いだった義祖母の葬儀でも泣いた』

一方で同じ「泣く」でも、旦那さんに対する愛情以外の理由で涙が出るというコメントもありました。旦那さんがいなくなるということは、当然ながら子どもの父親がいなくなるということ。子どもの成長を一緒に見られなくなる悲しさもさることながら、子どもにとっては血のつながった父親が不在で育つ状況にもなります。ママたちのなかには、子どもの立場になったときの悲しさで泣いてしまうという人も少なくありませんでした。妻として旦那さんのことを愛しているかどうかよりも、母として子どもに悲しい思いをさせたくないという感覚になる人は意外と多いのではないでしょうか。

嬉し泣きするかも！「お葬式や今後の生活のことで頭がいっぱいになりそう」というコメントも

『泣けない。今ですら単身赴任を願っているし』

『泣くよー！　嬉しくて涙が止まらないと思う。自分の人生唯一の汚点をなかったことにできる。子どもにも後ろめたくないし保険金も入るしいいことしかない』

『泣かない。笑う。「やったー」って万歳する』

『泣かない。スッキリする。でもお葬式では世間体を考えて沈んだフリをする』

『しんどい関係が終わってホッとすると思う。今まで辛かったなという意味で感慨深いかも』

一方で「泣けない」というママたちのコメントを見てみると、旦那さんがいなくなることで喜びを感じたり安心したりといった、なんとも辛辣な内容が並んでいました。今まで経済的な側面や子どものことを考えて離婚したくてもできなかったママもいて、旦那さんの不幸を人知れず望んでしまう人も少なからずいるのでしょう。旦那さんへの憎しみや不快感が愛情を上回っているママたちからのリアルなコメントには、旦那さん側も緊張感が走るのではないでしょうか。また「今まで辛かった分、ホッとして泣くかも」というコメントもありました。それくらい結婚生活に苦しんでいるママがいるかと思うと、なんとも複雑な心境になりますね。

『泣けない。「これからどうしよう！」ってパニックになると思う。何ヶ月かして落ち着いたら泣くかもしれない』

『泣くかと言われたら泣けないかもしれない。状況を飲み込むのにかなり時間がかかりそう』

『旦那が夜中に倒れて血の気なく真っ白になっているのを見て「お葬式どうしよう」「生活どうなるんだろう」って真っ先に考えていた。旦那の名前を呼びながら頭でそんなことを考える自分が怖くなった』

『ギャン泣きすると思う。そして意外と早く立ち直ると思う』

旦那さんが亡くなるとママはいつか再婚するかは置いておいて、ひとまずシングルマザーとして子どもを育てていかなくてはなりません。また旦那さんの収入で家計が成立していた家庭であれば、これから経済的にやっていけるかどうか不安にもなりますね。また、お葬式ではママが喪主を務めたり諸々の事務手続きをしたりと、やるべきことが山積みになるでしょう。旦那さんが亡くなった悲しさにショックを覚える暇もなく、目の前のことで頭がいっぱいになってしまうかもといったコメントもありました。普段から生活の現実的な部分を担っているママならではの回答ですね。実際に旦那さんが倒れたときのことを「お葬式や生活のことばかり考えていた」と述懐していたママもいて、いざ自分が同じ場面に遭遇したら意外と冷静に考えるのかもしれません。

亡くなるまでの過程によるかも！介護や看病をしたらまた違いそう

『泣かなかった。3年間の闘病中、片時も離れずに看病したからやりきった感しかなかった』

『亡くなるまでの過程による。病気ならばある程度の心構えができる。急死ならばその瞬間は泣けないかも。忙しすぎて』

『義母も実母も自分の夫を見送っているけど泣いてなかったなー』

『嫌いと好きが表裏一体な不思議な人だけど、絶対泣く』

『泣かないんじゃないかな。経済的にも何とかなりそうだし、子どもはあと数年で自立だし。 別に嫌いとかじゃないけどね。義母は義父が亡くなったときにめちゃめちゃ泣いていてショックなのがわかるくらいだった。火葬場で見送るとき「私と結婚してよかったかな？」って亡骸に聞いていた。愛が深いなって思った。私は絶対そんなふうにならない気がした』

旦那さんが亡くなるといっても、何の前触れもなく不慮の事故で亡くなってしまうのか、闘病生活の末に亡くなってしまうのか、理由によってママの気持ちも変わってくるのではないでしょうか。後者の場合はある程度の心の準備ができていたり、旦那さんと今後のことについて話し合ったりして、落ち着いて事実を受けとめられるかもしれません。実際に3年間の看病をやり切ったママからは「泣かなかった」との声があり、清々しい気持ちになった経験が綴られていました。

また、配偶者をすでに見送っている実母や義母の様子を見て、「私はそうなれないかも」と想定しているママも。旦那さんのことを嫌いではないものの、お葬式で号泣している義母を冷静に見ていたママもいました。これは旦那さんへの愛情に限らず、ママ個人の性格にもよるのかもしれませんね。「もしも旦那が亡くなったら泣くかどうか」という不謹慎なテーマではありますが、そこには旦那さんを失うことで子どもを悲しませてしまう母としての愛情や、ママたちが常に現実を見ている冷静さなどを垣間見ることができました。みなさんは旦那さんが亡くなったら泣くでしょうか？

文・AKI　編集・kunel　イラスト・松本うち

■ママスタセレクトで読む