町田、悲願のJ1昇格に王手! 下田北斗の鮮烈ボレー弾で秋田に競り勝つ

14

2023年10月14日 16:11  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

町田がJ1昇格に王手(写真は4月の大分戦) [写真]=兼子愼一郎
 明治安田生命J2リーグ第26節延期分が14日に行われ、ブラウブリッツ秋田とFC町田ゼルビアが対戦した。

 当初は7月に開催が予定されていたが、秋田県内が大雨災害に見舞われたため、シーズン最終盤に延期となっていた一戦。連勝中の秋田は勝てば残留決定。一方、首位の町田はこの試合に勝てば、残り4試合で3位東京ヴェルディ、4位ジュビロ磐田との勝ち点差が「10」に広がり、自力での自動昇格に王手がかかる。

 試合の均衡が破れたのは11分、町田が先制に成功する。コーナーキックの流れからゴール前で混戦が生じると、最後は荒木駿太がこぼれ球を押し込んだ。

 その後は一進一退の攻防が続くなか、41分に秋田が試合を振り出しに戻す。左サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、キッカーの畑潤基は低いクロスをニアに供給。飛び込んだ才藤龍治が合わせてゴールネットを揺らした。

 しかし前半終了間際、町田が勝ち越しに成功する。ペナルティエリア手前でコーナーキックのこぼれ球に反応した下田北斗が、ジャンピングボレーシュート。利き足とは逆の右足から放たれた一撃がゴール左に突き刺さった。

 後半に入ってからは秋田が猛攻を開始。何度も町田のゴールを脅かす場面を作り出すが、相手の粘り強い守備を崩し切ることはできない。82分にはゴール前でこぼれ球に反応した青木翔大が左足でボレーシュートを放ったものの、惜しくも右ポストに嫌われた。

 試合はこのまま終了し、町田が逃げ切って2−1で勝利した。秋田は5試合ぶり黒星、町田は3試合ぶり白星となった。町田はあと1勝で悲願のJ1昇格が決定。次週、秋田はホームでベガルタ仙台と、町田は敵地でロアッソ熊本と対戦する。

【スコア】
ブラウブリッツ秋田 1−2 FC町田ゼルビア

【得点者】
0−1 11分 荒木駿太(町田)
1−1 41分 畑潤基(秋田)
1−2 45+6分 下田北斗(町田)

このニュースに関するつぶやき

  • このまま行くと、来年も神奈川県にJ1が4つあることになる。目下J1最下位は横浜FCだが、FCと町田が入れ替わるだけ。他の3つは、Fマリノス・フロンターレ・ベルマーレ。
    • イイネ!4
    • コメント 4件

つぶやき一覧へ(7件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定