【日本洋食紀行】もしかしたら世界で最も美しいオムライスを食べに行こう / 東京都墨田区の「トミーズ キッチン」

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2023年10月15日 06:40  GOTRIP!

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1868年(明治元年)9月8日、一世一元の制を定められたうえで、明治と改元されたことによって始まった明治時代。明治の時代には多くの海外の文化が流入し、それによって、日本においても多くの発明や技術発展が勃興します。

そんな急激な西洋化が進む日本において、今なお多くの人々に愛されている、ある画期的なグルメが誕生します。それが日本が世界に誇るべきグルメの1つ、洋食。

トンカツ、オムライス、カキフライ、エビフライ、ハヤシライスなど、誰もが知っているこれらの代表的な洋食メニューは、実は1895年(明治28年)に銀座ガス灯通りに創業した1軒のフランス料理店「煉瓦亭」から生まれ、以降、多くの人々に愛されることになります。

そして明治に生まれた画期的な洋食メニューは、時代を超え、距離を超え、日本各地で大きく広がり、その土地土地でさらに多くの人々から愛されることで、独自の洋食文化の花を開花させ、今なお多くの人々に愛されつづけています。

例えば、広島が誇る美味しい老舗洋食店「ますゐ」で愛され続けている「サービスとんかつ」に、古都・金沢が誇る「グリル・オーツカ」の「ハントンライス」、そして大阪ミナミがほこる老舗洋食店「重亭」の「ハンバーグステーキ」、さらには福井が誇る「ヨーロッパ軒総本店」の「ソースカツ丼」や、福岡が誇る「ブラジレイロ」の絶品「ミンチカツレツ」、そして京都市左京区岡崎の「グリル子宝」の絶品「オムライス」などなど、数え上げれば枚挙がないほどです。

そんな日本各地に存在する美味しい洋食店の中から、今回は素晴らしいオムライスを味わえる東京都墨田区にあるお店をご紹介しましょう。
お店の名前は「トミーズ キッチン (Tomi’s キッチン)」

・住宅街の中にある、地元密着型の美味しい洋食&中華のお店
こちらのお店、東武スカイツリーライン線、墨田区最北端の駅「鐘ヶ淵駅」が最寄りの駅。

駅から歩いて5分程度、住宅街の中にある、地元密着型の美味しい洋食&中華のお店です。

近隣に住んでいる方以外は降りることがないと思われる駅ですが、こちらのお店に行くためだけに訪れる価値がある、そんな駅とも言えるかも知れません。
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・美しすぎるオムライス
こちらのお店、たくさんのメニューがあり、そのどれもが非常に美味しいのですが、中でも絶対に味わっていただきたいのが、もしかしたら、世界で最も美しいと思われるオムライスです。

注文すると、ぷるんとした見目麗しいオムライスと、香り高いコンソメスープが提供されます。
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まずはその美しすぎるオムライスの見た目を堪能してみてください。

そして出来立てのオムライスからは、優しく甘い卵の香りとケチャップの香りを感じることができます。
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こちらのオムライス、見た目だけではなくて、味ももちろん素晴らしい味わいです。

一口味わえば、その素晴らしさを痛感してしまうほど。

卵の甘み、旨み、に、味わい深いチキンライス、誰もが好きな昔ながらのオムライスがそこにはあります。
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オムライスを味わったのなら、添えられたコンソメスープも味わってみてください。

このコンソメスープの味わいも絶品。コクのあるコンソメの味わいは、そのスープだけでもこのお店の素晴らしさを感じることができます。
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普段は降りることのない駅で途中下車して、もしかしたら世界で最も美しいオムライスを味わってみてはいかがでしょうか?

きっとそこには、多くの地元の方々に愛され続けてきた、日々積み重ねられた、かけがえの無い味わいがあるに違いありません。

<お店情報>
お店  トミーズ キッチン (Tomi’s キッチン)
住所  東京都墨田区墨田3-37
営業時間  11:30〜14:00 / 17:00〜21:00
定休日 月曜日

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