アーセナル戦控えるチェルシーに不安材料…好調MFパルマーが代表戦で負傷

　チェルシーに所属するU−21イングランド代表MFコール・パルマーが、代表活動中に負傷したようだ。15日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　今夏マンチェスター・シティからチェルシーに完全移籍を果たしたパルマーは、加入後3試合は途中出場が続いたものの、9月27日に行われたカラバオ・カップ（EFLカップ）3回戦のブライトン戦で初先発出場を果たしてチームの公式戦4試合ぶりの勝利に貢献すると、その後プレミアリーグでも2試合連続で先発出場し、公式戦3連勝に貢献している。

　チェルシーでの存在感が高まっているなか、パルマーはU−21イングランド代表の活動に参加。12日に行われたU−21セルビア代表戦にキャプテンマークを巻いて先発出場を果たしたが、右太もも付近を負傷した模様で52分に途中交代を余儀なくされた。

　状態が心配されているなか、U−21イングランド代表を率いるリー・カーズリー監督が、パルマーは16日に予定されているU−21ウクライナ代表戦には帯同せず、すでにチェルシーに戻ったことを明かした。

「コールは大丈夫だと思うが、そういった場合にはどの選手にもチャンスは与えられない。もし、週末の試合を欠場するかもしれないという疑念が少しでもあれば、私たちは彼らをできるだけ早くクラブに戻すことにしている。コールは翌日までとどめて様子を見ることもできたが、それが正しいこととは思わなかった」

　なお、予防措置としてU−21イングランド代表での活動を切り上げてチェルシーに復帰したと見られているパルマーだが、21日にはプレミアリーグ第9節でアーセナル戦を控えていることから、同選手が出場できるかには注目が集まっている。