ニューカッスル、賭博違反疑いのトナーリに関する声明を発表「今後も全面的なサポートを…」

　ニューカッスルは18日、賭博違反の疑いが浮上しているイタリア代表MFサンドロ・トナーリに関する声明を発表した。

　トナーリには不正賭博に関与した疑いが浮上しており、イタリア代表のトレーニング施設にて警察からの事情聴取を受けたことが報じられ、この影響でアストン・ヴィラに所属するMFニコロ・ザニオーロとともにイタリア代表メンバーから離脱していた。

　そんななか、ニューカッスルはトナーリに関する声明を発表。「サンドロ・トナーリが違法賭博行為に関連してイタリア検察庁とイタリアサッカー連盟（FIGC）の捜査対象であることを認める」としながら、次のように続けた。

「サンドロは捜査に全力で取り組んでおり、今後もあらゆる関係当局と協力していく。彼と彼の家族は今後もクラブの全面的なサポートを受けることになる。現在進行中のプロセスのため、サンドロとニューカッスルは現時点でこれ以上のコメントをすることはできない」

　なお、トナーリとザニオーロが賭博違反の疑いで捜査対象となる前に同じく疑惑が浮上していたユヴェントスに所属するイタリア代表MFニコロ・ファジョーリにはFIGCがすでに処分を発表。12カ月の出場停止処分が下されたものの、1万2500ユーロ（約197万円）の罰金に加え、ギャンブル依存症を克服するためのリハビリ施設に通うことでそのうちの5カ月は減刑されることとなり、実質的には7カ月の出場停止処分となった。

　現時点ではトナーリにどのような処分が下されるかは明らかになっていないが、ファジョーリと同等かそれ以上の処分が下される可能性があり、今後の動向には注目が集まっている。

ニューカッスル、賭博違反疑いのトナーリに関する声明を発表「今後も全面的なサポートを…」

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