世代を問わず大注目のNHKの知的エンターテイメント番組「笑わない数学」、待望の書籍化!!

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2023年10月20日 20:21  マイナビニュース

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KADOKAWAは、毎週水曜日にシーズン2を放送しているNHKの人気番組「笑わない数学」より、特に人気だったテーマに解説を加筆した書籍『笑わない数学』(1980円)を12月11日に発売する。


本書では、天才数学者たちをも苦しめてきた数々の難問のうち次の6テーマを収録。数学者を惹きつけてやまない謎多き数「素数」、“究極の自由人” が考え続けた「無限」、問題自体は簡単な超難問「四色問題」、数学史上最大のミステリー「フェルマーの最終定理」、ギャンブルから生まれた「確率論」、20歳でこの世を去った数学者が作り上げた「ガロア理論」の6つとなっている。

数学書では珍しい全ページフルカラーにすることで紙面を見やすく構成。視聴者から好評を博した番組オリジナルCGを書籍でもふんだんに掲載し、数学ファンだけでなく数学初心者でも楽しめる1冊となっている。


本書の第一章で取り上げるのは「素数」。古代ギリシアの時代から、多くの数学者ならびに数学愛好家を惹きつけてやまない謎多き数「素数」について、「気まぐれな素数の並び方に規則はあるのか?」という問題を取り上げた。18世紀を代表する天才数学者レオンハルト・オイラー、数学史上最大の天才数学者カール・フリードリヒ・ガウスの功績と、未解決問題「リーマン予想」を予想した天才数学者ベルンハルト・リーマンがいかに苦悩したかが見所だ。天才数学者たちが挑んできた「気まぐれな素数の並び方に規則はあるのか?」という問題は解決されたのかというと……、詳しくは本書を読めば明らかになるという。



本書ではこのように、番組に盛り込めなかったエピソードもたっぷり追加し、書籍だけでも十分に楽しめる構成となっている。天才数学者をも苦しめてきた数々の難問、そして美しくも不思議な知の世界が楽しめる新感覚の数学書だ。(岡渚)
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