「待球をする、ボール球を振らない」CSでも炸裂した“岡田野球”に解説陣も脱帽

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2023年10月21日 06:54  ベースボールキング

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阪神・岡田彰布監督 (C) Kyodo News
◆ 館山氏「いろいろな手を打ってきて、それを全部成功させる」

 阪神は20日、本拠地・甲子園で行われた「2023 JERA クライマックスシリーズ セ」の広島戦に4-2で勝利。優勝アドバンテージを含めた対戦成績を4勝0敗とし、負けなしの3連勝で日本シリーズ進出を決めた。

 この日も先発・大竹耕太郎が4回に先制点を奪われたものの、直後の攻撃でシェルドン・ノイジーと坂本誠志郎の連続適時打が飛び出してすぐさま逆転に成功。5回に追いつかれるも、6回にはまたも坂本が勝ち越しの適時打を放ち、再びリードを奪った。

 2点リードの終盤8回は岩貞祐太から石井大智、島本浩也と3人の投手をつぎ込む執念の継投でピンチをしのぎ、9回は守護神の岩崎優がピンチを招きながらも無失点締め。3連勝でCSファイナルステージ優勝まで駆け上がった。


 20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「今年のタイガースらしく慌てない、無理しない、選手の力を十分出させるという戦い。相手が手を打ってきたら、それを上回る手を打をしっかり用意している」と振り返り、シーズン中と同じ野球でCSファイナルも勝ち進んだと分析。

 同じく番組に出演した館山昌平氏も「全試合接戦なので、なんとなく阪神ペースになっているような試合展開。慌てないというのもそうですし、いろいろな手を打ってきて、それを全部成功させるという」と語り、まさに“横綱相撲”だったとその強さを称えた。


 最後に番組MCの高木豊氏も「1年間続けてきた待球をする、ボール球を振らない、それがファイナルでも出た気がしますよね」と付け加え、就任以来求めてきた岡田野球がナインに浸透し、それがこの大一番でも出ていたと強調する。

 試合後、岡田監督は「とにかくもう一つ上のステージで勝ち上がれるようにがんばります」と満員の観衆の前でたからかに宣言。日本シリーズでもセ・リーグ王者らしい戦いを披露してくれそうだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】阪神が3連勝でCSを突破!/10月20日:阪神−広島のハイライト

このニュースに関するつぶやき

  • あとは悪夢の334の払拭のみ。初戦で5点取っちまえばイイんじゃねーかな。
    • イイネ!3
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