東京デザインスタジオ ニューバランスやバウムが参加 「TOKYO ART BOOK FAIR 2023」が開催

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2023年10月21日 09:01  Fashionsnap.com

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 アートブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR 2023」が、今年も東京都現代美術館で開催される。会期は11月23日から26日までの4日間。11月9日12時から、ArtStickerでチケットの販売を予定している。

 今年で13回目の開催となる今回は、国内外から約300組の出版社やギャラリー、アーティストが集結する。特定の国や地域の出版⽂化を紹介する恒例企画「ゲストカントリー」では、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの北欧5ヶ国を特集。初の試みとして、同館の近隣に位置するミニシアター「Stranger」で、映画祭「北欧映画祭 〜Nordic perspective〜」を開催する。トーベ・ヤンソンのドキュメンタリー映画「トーベ・ヤンソンの世界旅⾏」「ハル、孤独の島」「トーベとトゥーリッキの欧州旅⾏」をはじめ、アートやデザイン、音楽、環境問題といったテーマに基づいた全9作品を上映し、北欧の視点を紐解く。
 また、2014年に閉館した清⾥現代美術館と、コラージュアーティスト トーマス・コン(Thomas Kong)のアーカイヴ展も開催。清⾥現代美術館の展覧会は、同館が蒐集したヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)、アーノルフ・ライナー(Arnulf Rainer)、フルクサス(Fluxus)などの美術作品や書籍、資料、エフェメラを書籍化するプロジェクト「清⾥現代美術館アーカイブブックプロジェクト」の一環として、同館旧蔵のコレクションの⼀部を展⽰する。トーマス・コンの展示では、同氏がアメリカ・シカゴで営んでいた「KIMʼS CORNER FOOD」の店内を飾り付けるために製作したコラージュ作品の一部と、一点物のアートブックなどを展開する。
 そのほか、会場には資⽣堂の企業⽂化誌「花椿」や、「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO New Balance)」、「バウム(BAUM)」のブースを設置。花椿のブース「花椿 Tribute to the Archive」では、花椿の創刊号を現代のグローバルな視点から⾒つめ直し、ノルウェー・オスロ在住のファッションエディター エリス・バイ・オルセン(Elise By Olsen)と製作したタブロイドを、東京デザインスタジオ ニューバランスは、フリーマガジン「NOT FAR」の最新号を配付する。バウムは、同ブランドのインスピレーション源となっている樹木を、彫刻家の国松希根太、福井守、Min-chin Tung、建築芸術家のLing-Li Tseng、アーティストのNina Kerolaの5人がそれぞれの感性で捉えた作品をまとめたZINE「Trees: Five Perspectives」をバウムのサンプルセットとともに用意する。

■TOKYO ART BOOK FAIR 2023会期:2023年11⽉23⽇(木)〜11⽉26⽇(⽇)会場:東京都現代美術館営業時間:11月23日(木・祝)12:00〜20:00/11月24日(金)〜26日(日)11:00〜19:00⼊場料:⼀般 1000円(税込)公式サイト/ArtSticker ■北欧映画祭 〜Nordic perspective〜期間:2023年11⽉24⽇(⾦)〜12⽉7⽇(⽊)会場:Stranger所在地:東京都墨⽥区菊川3-7-1 菊川会館ビル1階Stranger:公式サイト
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