フィリーズ、WS進出に王手かけ”高勝率”の本拠地へ　ハーパーが本盗＆豪快弾

【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦】
● ダイヤモンドバックス 1 − 6 フィリーズ ○
＜現地時間10月21日　チェイス・フィールド＞

　ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が21日（日本時間22日）に行われ、快勝したフィリーズが対戦成績を3勝2敗とし、2年連続のワールドシリーズ進出へ王手をかけた。

　フィリーズ打線は初回、3番・ハーパーの中前打などで一死一、二塁の好機を作ると、二死後、5番・ストットの右前適時打で先制。なおも二死一、三塁で鮮やかなダブルスチールが決まり、三走・ハーバーが2点目のホームへ滑り込んだ。

　6回は先頭の1番・シュワバーが、距離461フィート（約141メートル）の豪快ソロを右中間席へ運び3点目。シュワバーはこの一発で今シリーズ5戦5発とし、ポストシーズン通算20本塁打目は歴代4位タイとなった。さらに一死後、ハーパーも飛距離444フィート（約135メートル）の豪快ソロを右中間席へ運び4点目。8回は6番・リアルミュートが左越え2ランを放ち6−1とリードを広げた。

　投げては先発のウィーラーが7回6安打1失点と好投し、6回2失点だった第1戦に続き今シリーズ2勝目。投打が噛み合った試合運びで敵地での連敗を「2」で止め、今ポストシーズン6戦全勝中の本拠地に戻ることになった。