共通点多すぎ? 『ONE PIECE』2年前と現在のストーリーがリンクしている説を検証

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2023年10月23日 07:01  リアルサウンド

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photo:Zoltan Tasi(Unsplash)

   実は『ONE PIECE』には、「2年前(1〜60巻)と現在(61巻〜連載中)のストーリーがリンクしている」という説があるのを知っているだろうか? 今後の物語を予想できるかもしれないこの説を、今回は紹介していこう。


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■2年の修業期間が時系列の分かれ目!


 『ONE PIECE』の物語の途中には、麦わらの一味がバラバラに過ごす2年の修行期間がある。この修業期間が時系列の分かれ目となっており、2年後に再び麦わらの一味が動き出すのが原作61巻だ。


  まずは時系列順に見ていこう。ルフィが初めて海に出た東の海(イーストブルー)編での冒険は、2年後最初の冒険である魚人島編との共通点が。東の海編はルフィが仲間を集めながらグランドラインを目指すのだが、魚人島編でもまずは麦わらの一味が再集結していく様子が描かれる。また第1話のタイトルに使われた「ROMANCE DAWN」を、魚人島編の第601話でも使用。ルフィが「海賊王におれはなる!!!!」と宣言するのも第1話と第601話だ。


  2年前のルフィたちが次にたどり着くのが巨人の島・リトルガーデンと医療大国・ドラム島だ。リトルガーデン&ドラム島は世界政府の研究施設のあった島・パンクハザードでの冒険と対応しており、巨人や体の大きな子どもの登場・王下七武海の部下との戦い・医療や病気に関連がある点などが共通点だと言われている。


  七武海・クロコダイルの国盗りを防ぐために動いたアラバスタ編は、七武海・ドフラミンゴから国を取り戻すために戦った2年後のドレスローザ編に対応。どちらもその国の王女と協力し、最終的にルフィが七武海を倒している。またアラバスタ編ではエース、ドレスローザ編ではサボと、ルフィの兄が初登場したのも印象的だ。


  空の上の島での冒険を描いた空島編(2年前)と、移動する巨大なゾウの背中にある国へ行くゾウ編(現在)は、両者とも「幻の島」だとされていた点が共通点。また空島とゾウのどちらにも昔から住んでいる人々・種族がおり、独自の国を築いていた。


  ウォーターセブン&エニエス・ロビー編は2年後のホールケーキアイランド編とリンク。2年前はロビン、2年後はサンジと、麦わらの一味の仲間の離脱から救出までが描かれている。


  スリラーバーク編と2年後のワノ国編では、どちらも大勢の部下を持つ海賊団と対立。また両方とも“夜明け”がキーワードになっていたのではないかという意見もあるようだ。スリラーバーク編では敵であるモリアに奪われた影を、夜明けまでに取り戻すのが目的。一方ワノ国編では侍たちが国の“夜明け”を目指して戦っていた。


  現在本誌で進行中のエッグヘッド編は、2年前のシャボンディ諸島編とリンクしていると言われている。シャボンディ諸島編では海軍の人間兵器・パシフィスタ、エッグヘッド編ではパシフィスタの進化系・セラフィムが登場。さらにどちらのエピソードでも麦わらの一味の前に海軍大将・黄猿が立ちふさがっている。


■今後の展開はどうなる?


  今後の展開を2年前に起こった展開から考察する人も多いよう。シャボンディ諸島編以降は監獄へ兄弟を助けに行く大監獄インペルダウン編や、世界政府と海賊が正面からぶつかったマリンフォード頂上戦争編が展開されている。


  ネット上では「麦わら大船団がルフィたちを監獄に助けに行く展開とかありそう」「頂上戦争的な全面戦争が起こって、それがラストエピソードになると思う」といった声が上がっていた。


  実際に2年前と現在がリンクしているかは不明だが、共通点の多さから十分にありえそう。説があたっているかを確認しながら『ONE PIECE』を読むのも、楽しみ方の1つではないだろうか。


(文=ヨークシャー)


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