夫婦の愛の香りから始まった仏発フレグランス「アンソロジー」が日本上陸 ノーズショップで展開

0

2023年10月24日 17:51  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

写真
 調香師のルシアン・フェレーロ氏(Lucien Ferrero)が手がけるフレグランスブランド「アンソロジー(Anthologie)」が、日本に上陸する。オードパルファム8種(30mL 各1万6500円、100mL 各同2万4200円)を揃え、ニッチフレグランス専門のセレクトショップ「ノーズショップ(NOSE SHOP)」渋谷店で10月28日から先行販売し、11月2日にノーズショップの有楽町店、札幌店、名古屋店、大阪店、オンラインストアで発売する。

 フェレーロ氏は、調香師としてデビューしてから46年のキャリアの中で、5万以上の香りのコンポジションを製作。「調香師は黒子であるべき」という独自の哲学から、調香師の名を明かさないブランドとの仕事を多く手掛けてきたが、世界最古の香水ブランドの1つである「リュバン・パリ(LUBIN PARIS)」再興のきっかけとなるフレグランスの調香を担当してから、一躍注目されるようになった。
 アンソロジーは、同氏が貫いていた独自の哲学を変えて、2019年にフランスで設立したフレグランスブランド。設立当初は彼自身の名前を冠したブランド名だったが、盟友であり調香師のジャン=クロード・エレナ氏(Jean-Claude Ellena)との共作の発表を機に、集大成の自選集を意味する「アンソロジー」にブランド名を改め、さらなる新境地を開拓している。
 同ブランドを代表する「パーアムールプールエル(彼女に捧げる愛)」は、フェレーロ氏が駆け出しの調香師だったころに妻のために製作した、夫婦の愛を象徴するフレグランス。元々は流通していなかったが、フレグランスプロデューサーの提案により、愛と絆を伝えるメッセージとして世に送り出した。ヒヤシンスやジャスミンが優美な光を放ち、オレンジブロッサムの無垢な気品とムスクの誘惑が融合した、永遠なる愛を一瞬に込めたような香りが特徴だ。
 フレグランスはこのほかに、アンダルシア産レザーに温もりを宿した「パーアムールプールルイ(彼に捧げる愛)」や、華やかな日本の花々を融合させた「サクラアンペリアル(天上の桜)」、ベートヴェンの交響曲第6番(田園)から着想を得た「ハーモニーパストラル(田園のハーモニー)」、エレナ氏との共作「セ ミューティン(これは反逆です)」と「セ ロベル(それは反逆者です)」など、全8品を展開する。
 また日本上陸を記念して、アーティストの木下友梨香氏とのコラボレーション展示をノーズショップ渋谷店で実施。木下氏が同ブランドの香水から着想を得た作品を展示し、一部作品の販売も行う。

■アンソロジー(ノーズショップ):公式オンラインストア ■「Anthologie × 木下友梨香 コラボレーション展示」概要作品展示期間:2023年10月28日(土)〜11月3日(金)アーティスト在廊日:2023年10月29日(日)会場:NOSE SHOP 渋谷 ギャラリースペース ※入場無料住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 2F

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定