ロッテ・石川慎吾「全てにおいてレベルアップをしないといけない」〜26日のZOZOマリン秋季練習〜

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2023年10月26日 15:44  ベースボールキング

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打撃練習をするロッテ・石川慎吾[撮影=岩下雄太]
 16時50分から『2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』が開催されるが、ロッテの選手たちは今日もZOZOマリンスタジアムで練習を行った。

 ウォーミングアップを行い、その後は投手と野手に分かれて投手はラン系のメニュー、野手は打撃練習。吉井理人監督も選手たちの練習を見守り、12時10分過ぎにグラウンドを後にした。

 シーズン途中に小沼健太とのトレードでロッテに加入した石川慎吾は、44試合に出場して打率.348、2本塁打、10打点、得点圏打率は驚異の.474をマークと抜群の存在感を放った。この秋季練習では「全てにおいてレベルアップをしないといけないと思いますし、短所を潰して来シーズンに向かうことも大事ですけど、それと同じように長所も伸ばす。そこですね」と、さらなる“レベルアップ”を誓った。

 打撃練習ではセンターから反対方向への打球が多い。「シーズン中からそうなので、練習中は窮屈に打つように意識しているし、今は強く振るところですね。全力で120%でバットを振って、打球速度、打球角度、質を意識しています。外で打てる数も限られてくるので、どれくらい距離が出ているのかなというのを知りたいですし、はい」。

 ケージでの打撃練習では、約5球間隔で打ち、2人1組のペアで交代しながら何往復もして打っているが、石川は毎回打つ前に打撃投手に「お願いします」と挨拶し、打ち終わった後は打撃投手、打撃投手の球を受ける捕手に「ありがとうございました!」と挨拶している。もちろん他の選手も打撃練習が始まる前、終わった後に挨拶するが、ここまで丁寧に毎回挨拶しているのは石川くらいだ。

 そのことについて訊くと石川は「意識はしていないですけどね。バッティングピッチャーの方がいて、バッティングピッチャーの球を受けるキャッチャーの方がいて外野を守ってくれている人がいるから外で練習もできますし、当たり前だと思わないようにという感じですかね」と教えてくれた。

 シーズン最終盤、CSでロングリリーフを中心に安定した投球を見せた鈴木昭汰はこの秋、「球の質の向上、スライダーの変化もトラックマン見ながらやっていますけど、一番は実戦的なもの。もったいない点の取られ方だったりをなくしていかないといけないと思うので、いろんな動画を見たりして勉強するべきだなと思って今はそうしています」と語った。

 26日はプロ野球ドラフト会議。鈴木は3年前のドラフト会議でロッテ、ヤクルトから1位指名を受けた。ドラフト当日「指名された時は学校にいましたけど」と話した上で、「普通に部屋の掃除をして、パスタを食べに行っていましたね」とリラックスしていたようだ。

取材・文=岩下雄太

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  • 毎試合出すなら山口航輝より石川慎吾だと思いますがね?吉井君。
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