西武、ドラフト1位で国学院大・武内を獲得　3球団が競合、期待の即戦力左腕

◆ ヤクルト、ソフトバンクと競合

　プロ野球の新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が10月26日に東京都内で行われ、西武のドラフト1位は国学院大の武内夏暉投手（22）に決まった。

　西武は事前の公表通り武内を1位指名。ヤクルト、ソフトバンクと重複したが、松井監督が見事に交渉権を引き当てた。

　武内は福岡・八幡南高を経て国学院大へ進学。185センチの長身からキレのある直球を投げ込み、コントロールの良さにも定評がある。3年秋のリーグ戦では4勝＆防御率0.68と圧倒的な成績を残しリーグ優勝に貢献。MVPにも輝いた。

　西武は今季から松井監督がチームを指揮したが、主力の離脱やケガに泣かされリーグ5位。新たに加わった即戦力左腕とともに来季の巻き返しが期待される。