<暇な奴がやればいい!?>保護者の手伝い必須の部活なのに全然しない人が。不公平感を解消するには?

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2023年10月27日 17:40  ママスタジアム

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わが子が中学生になれば、少しは子育てが楽になると考えるママはいそうです。しかし中学生ママたちが口を揃えて「こんなに大変だとは思わなかった!」と言うのが、部活動のサポート。もちろん負担の大きさは部活ごとに違いますが、保護者のサポートなしではスムーズに活動できない場合もあるようです。

やらない人は一定数いる。最初から期待しないほうがいい



お子さんがその”大変なほうの部活”に入っているママからの不満が、ママスタコミュニティにありました。投稿者さんはわが子のために頑張っているようですが、なかにはまったくそうでない人もいると言います。
『入部時に親の手伝いについての説明があったのに、全然手伝わない人。連絡が回るたび「すみません、できません。よろしくお願いします」って、あり得ない。なのに子どもは、ちゃっかり参加。誰かがやってくれると思っているんだろうな』
投稿者さんはストレスが溜まっているようで「こっちだって好きでやってるわけじゃないのに、不公平!」「試合になるとしれーっと顔出ししてくるけど、挨拶のひと言もない」と、グチが続きました。
『「暇な奴がやればいい」という考え方の人もいる』
『やらない人は一定数、常にいる。PTAだってそう』
寄せられたコメントにもあるように、部活に限らず非協力的な人はどこにでもいるものです。「自分は忙しいからできない」のかもしれませんが、手伝っているママたちだってきっとみんな多忙です。真面目にやっている人が「やってられない!」という気持ちになるのも、よくわかりますよね。
『どこにでもそういう人はいるから、協力しない人はハナから当てにしない。精神衛生上、そんな奴のことは考えないほうがいい』
考えれば考えるほど腹が立ちそうなので、スルーするのが得策かもしれません。投稿者さんも、本来はそうしたいのでしょう。しかし非協力的な保護者のお子さんが当たり前のように参加していたり、手伝わないのにしれっと親が試合観戦に来ていたりすると、普段は抑えているイライラが顔を出してしまうようです。

「子どもの部活は親が地獄」って本当?手伝いは送迎だけじゃない


『親の手伝いって何? 試合会場への送迎以外に思いつかない』
ママたちからは具体的な内容についての疑問もありました。すぐに思いつくのは、離れた場所にある練習場・試合会場への子どもの送迎です。毎週末のようにあれば、車を出す親の負担はかなりのもの。しかし自家用車どころか、免許さえ持っていない保護者もいるでしょう。ここにも不公平感はありそうです。

実際、投稿者さんはどんな手伝いをしているのでしょう? 「うちの部活以外も含めてだけど、私が知っている”保護者の手伝い”はこんな感じ」と、教えてくれました。
『自校で練習試合があれば駐車場の警備やお茶出し。試合があれば弁当注文。遠征があればバスの手配。あとはもちろん送迎』
内容によっては丸一日潰れてしまいそうなものまであります。「うちの部活も練習試合の会場までの車出し、審判へのお茶出し、熱中症になった子の親に連絡とか、いろいろあったよ」という報告もあったので、「子どもの部活って、親が地獄らしいね」といったコメントもあながち大げさではないのかも……?
『親が参加し過ぎて「誰のための部活?」という感じになったことがある』
手伝い以外にも、なにかと親の関わりが多い部活もあるようです。「週末の部活はママたちがキャンプ椅子を並べて応援している」といった声や、「親の飲み会もあるんでしょ?」と危惧するコメントもありました。投稿者のお子さんの部活でも、以前は親同士の親睦を深めるための飲み会があったそうです。

そもそも親の手伝い前提がおかしいのでは。声を上げよう!


入部の際にあったという説明について、疑問を投げかける人もいました。
『親の負担については、保険の約款並みに小さく書いてあったんじゃない? 最初に「親の負担が多い。出てこないのはあり得ない!」と、声を大にして言っておくべきでは』
説明された内容がどの程度強制力のあることなのか、おそらく投稿者さんも他の保護者もあやふやなのではないでしょうか。「来ない人は『説明を聞いた=手伝いに同意した』ということではないと考えているのでは」という指摘もあります。となれば出てくるのは必然的に協力的な保護者だけ、となりますよね。
『その前に、不要な仕事を減らすこと。弁当なんて個人で手配すればいいし、お茶だって勝手に飲めばいい。練習試合は自転車で来られる距離の学校とやればいい』
『親の手伝いがあること自体おかしいよ。誰かが声を上げなきゃ』
ちなみに投稿者のお子さんの部活では、顧問が親の手伝いに口出しすることはないそうです。「『あとは親同士でお願いしまーす』みたいな。あくまで平日の学校の延長線って感じ」だとか。子どもたちの本活動以外は気にしていない様子です。だからこそ手伝わない親も出てくるのでしょう。
しかし顧問がノータッチということは、裏を返せば親同士で話し合い、やり方を見直すことも可能なのでは? 代々引き継がれてきた手伝いかもしれませんが、保護者間に不満がある今が見直すチャンス、と考えることもできそうです。
『うちは月に2回くらい当番が回ってきていたよ』
当番制をすすめるコメントは、いくつかありました。当番の日の手伝いが難しそうなら、他の人に代わってもらうなど調整は必要ですが、当番制のほうが強制力は増しますね。
『「お金を払うから親は一切関与しません」という家も、「お金を出したくないから親が出ます」という家もある。うちの子どものときは、親が駆り出される部活では出てこない家の費用負担があったよ。それで平等でしょ。今どき「親が全員出てこい」なんていうほうがおかしい』
試合などが多い土日は仕事で、どうしても手伝えない。仕事ではないけれど、そうした活動が苦手でどうしても参加したくない。なかにはそんな保護者もいるかもしれません。そんな保護者が手伝いができない分の費用を負担してくれれば、投稿者さんのような不満は解消しそうです。

このまま不満を抱えて手伝いを続けるのか、やり方を見直すために声を上げるのか。手伝いに参加しているのは、投稿者さんひとりだけではないです。まずは周囲のママたちと相談してみてはいかがでしょうか。

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko

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