岡山、CBヨルディ・バイスとの契約満了を発表…Jリーグ通算200試合以上出場の“オランダの壁”が退団へ

　ファジアーノ岡山は1日、オランダ人DFヨルディ・バイスが契約満了に伴い今シーズン限りで退団することを発表した。

　1988年12月28日生まれのバイスは現在34歳。オランダ御三家の一角を担うフェイエノールトの下部組織出身で、2007年にトップチーム昇格を果たした。その後はデ・フラーフスハップやNACブレダ、ヘーレンフェーンなどに在籍。主戦場とするセンターバックに加え、ボランチでもプレーした同選手は対人守備や空中戦で強さを発揮し、屈強な壁として相手攻撃陣を封殺していった。

　2016年夏以降は国外のクラブを渡り歩き、2018年夏にJリーグに初上陸。V・ファーレン長崎、徳島ヴォルティス、京都サンガF.C.と行く先々のクラブで活躍したバイスは、2022年にファジアーノ岡山に加入した。初年度から公式戦40試合に出場し7得点3アシストを記録すると、惜しくもJ1リーグ昇格には届かなかったが、J2リーグのベストイレブンに選出。今シーズンはここまで公式戦36試合に出場しており、今年8月にはJリーグ通算200試合出場も達成していた。