阪神・湯浅の“1球”！掛布氏「岡田監督らしいと言えばらしい」、亀山氏「すごい1球」

SMBC日本シリーズ2023第4戦
○ 阪神 4x − 3 オリックス ●
＜11月1日・甲子園＞

　阪神の湯浅京己が1日、オリックスとの日本シリーズ第4戦で完璧な火消しを見せた。

　阪神ベンチは3−3の8回二死一、三塁で中川圭太を迎えた場面で、湯浅をマウンドに送る。MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『SMBC日本シリーズ第4戦　阪神−オリックス戦』で解説を務めた掛布雅之氏は「シリーズを占う意味でも湯浅のピッチングを注目したいですね。シリーズの流れを変える可能性がありますよ。岡田監督らしいと言えばらしいね。勝負に行っているんだけど、こういうカードを切るというね。当然それだけの自信を持って切っていると思うんですよ」と解説。

　その湯浅はフェニックスリーグで登板していたものの、一軍の公式戦登板は6月15日のオリックス戦以来。中川に対し初球のストレートを打たせ、二飛でピンチを脱した。掛布氏が「これは流れが変わりますよ」と話せば、亀山つとむ氏も「すごい1球になりましたね」と感嘆。

　掛布氏は阪神の8回裏の攻撃に入る前、「ちょっとシュート回転したストレートが良いところに入った」と冷静に話していた。

（提供＝MBSベースボールパーク）