レンジャーズが球団初の世界一 シーガーが自身2度目のワールドシリーズMVP

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2023年11月02日 13:14  ベースボールキング

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ワールドシリーズMVPに選出されたレンジャーズのシーガー
【ワールドシリーズ第5戦】
● ダイヤモンドバックス 0 − 5 レンジャーズ ○
<現地時間11月1日 チェイス・フィールド>

 ワールドシリーズの第5戦が1日(日本時間2日)に行われ、3連勝で対戦成績を4勝1敗としたレンジャーズが、球団創設63年目で初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。同シリーズMVPにはコリー・シーガー内野手(29)が選ばれた。

 レンジャーズ打線は、相手先発・ゲーレンの前に6回まで無安打無得点と沈黙。それでも0−0のままで迎えた7回、先頭の2番・シーガーがチーム初安打を放つと、無死二、三塁で4番・ガーバーが中前適時打を放ち均衡を破った。1点リードで迎えた9回は、1番・セミエンの左越え2ランなどで一挙4得点。5−0とリードを広げた。

 先発のイオバルディは初回からピンチの連続だったが、要所を締め6回4安打無失点の粘投。リリーフ陣もゼロを重ね、完封リレーで歓喜の瞬間を迎えた。

 ワールドシリーズMVPは、サヨナラ勝ちした第1戦で9回に起死回生の同点2ランを放つなど、5試合で打率.286、3本塁打、6打点をマークし、遊撃守備でも再三の好守でチームを盛り立てたシーガーが受賞。ドジャース時代の2020年もワールドシリーズMVPに輝いており、2度目の同賞受賞は史上4人目の快挙となった。

 レンジャーズはレギュラーシーズン最終戦で地区優勝を逃したが、第5シードとして臨んだポストシーズンで快進撃。ワイルドカードシリーズでレイズに2連勝、地区シリーズでは今季ア・リーグ最高勝率のオリオールズを3連勝で下した。

 リーグ優勝決定シリーズでは、地区優勝を奪われたアストロズに4勝3敗でリベンジ。そしてワールドシリーズではともにワイルドカードから勝ち上がって来たダイヤモンドバックスとの「下剋上シリーズ」を制した。ポストシーズンでは敵地での試合をすべて制し、メジャー新記録となるポストシーズン敵地11連勝を達成。チームを率いたボウチー監督にとっては自身4度目のワールドシリーズ制覇となった。

このニュースに関するつぶやき

  • ワールドシリーズで活躍する大谷を観たいなぁ。エンゼルスにいたら、無理だろうけどね。
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