前回からの続き。
私は男性たちに小悪魔な笑顔を振りまきながら、心の中でクスクスとほくそ笑んでいました。冷静になれば、そこまで必死になってカスミの足を引っ張る必要などなかったのかもしれません。けれどもこのときの私は、とにかく自分よりちやほやされているカスミが妬ましかったのです。年齢を重ね、私の人生は薄暗くなりつつあるのに、正反対の明るい人生を歩んでいるカスミが羨ましい……! そのように感じずにはいられなかったのでした。
【第5話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・よし田 編集・Natsu
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