オリックス、継投が裏目に逆転負け　藪氏「8番の木浪、9番は代打…」

SMBC日本シリーズ2023第5戦
○ 阪神 6 － 2 オリックス ●
＜11月2日・甲子園＞

　MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『SMBC日本シリーズ第5戦　阪神－オリックス』で解説を務めた藪恵壹氏が、敗れたオリックスについて言及した。

　オリックス先発・田嶋大樹は7回まで無失点に抑え、2－0の8回からセットアッパーの山﨑颯一郎がマウンドへ。この継投が裏目に出る。先頭の木浪聖也の内野安打、続く代打・糸原健斗にレフト前に運ばれると、1番に還り近本光司に適時打で1点を失う。中野拓夢に送られたところで山﨑颯は降板となった。ここで宇田川優希が登板したが、森下翔太に逆転適時三塁打、大山悠輔に適時打を浴びた。阿部翔太も坂本誠志郎に2点適時三塁打を打たれ、このイニングだけで6点を失った。

　藪氏は8回の継投に「考えると8番の木浪、9番は代打じゃないですか、おそらく右の原口。1、2番は左ですよね」と先発田嶋をそのまま投げさせるべきだったのではないかとの見解を述べ、「山﨑颯一郎を自信を持って送ったと思うんですよ。そこが落とし穴でしたよね」と振り返った。

（提供＝MBSベースボールパーク）

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