オリックス、2年連続日本一へ逆王手 山本が気迫の14K完投、紅林&頓宮弾!

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2023年11月04日 21:54  ベースボールキング

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完投で日本シリーズ初勝利を挙げたオリックス・山本 (C)Kyodo News
SMBC日本シリーズ2023第6戦
○ オリックス 5 − 1 阪神 ●
<11月4日・京セラD大阪>

 日本シリーズ第6戦はあとがないオリックスが快勝。対戦成績は3勝3敗の五分となり、日本一の行方は第7戦(京セラD大阪)に持ち込まれた。

 第1戦で6回途中7失点でノックアウトされていた先発・山本。雪辱といきたいリベンジマッチは初回こそ3者凡退の好スタートを切ったが、2回に5番・ノイジーに右越えソロを浴び初戦に続き先制を許した。続く6番・佐藤輝、7番・糸原にも安打を浴び3連打。一死一、三塁のピンチを招いたが、8番・木浪を空振り三振に仕留めるなど最少失点で切り抜けた。

 逆転してもらった4回は二死一、三塁で1番・近本に右翼後方への大飛球を許したが、右翼・森がフェンス際で好捕。バックの好守にも助けられながらゼロを刻んだ。5回は2番・中野、3番・森下を連続三振に仕留めるなど、初回以来の3者凡退。4−1と3点リードに変わった6回もテンポ良く3者凡退で終え、7回は二死から連打を浴び一、二塁のピンチを招いたが3番・森下を二飛に仕留めゼロを刻んだ。

 8回は再び3者凡退で終えると、4点リードの9回もマウンドへ。先頭の糸原から日本シリーズタイ記録となる13個目の三振を奪うと、一死後、代打・渡邉諒を見逃し三振に仕留め14奪三振の日本シリーズ新記録を樹立した。山本は負けられない試合で9回138球、9安打1失点の完投。待望の日本シリーズ初勝利を手にした。

 オリックス打線は1点を追う2回、7番・杉本の天井直撃の二塁打などで好機を作り、9番・若月の右前適時打で同点。なおも一死一、三塁で1番・中川圭が左犠飛を打ち上げ2−1と逆転した。5回は紅林が、3番起用に応える中越え2ランを放ち4−1。8回は5番・頓宮が、このシリーズ2本塁打目の左越えソロを放ち力投するエースを援護した。

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  • まあ、日本のエースは2回連続で失敗しないでしょう
    • イイネ!20
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