アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、4日に行われたプレミアリーグ第11節ニューカッスル戦での判定に苦言を呈した。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。
物議を醸しているのは、64分にニューカッスルが先制したシーンだ。ゴールラインを割ったかのように見えたボールをジョー・ウィロックが回収し、左サイドの深い位置からクロスを供給。ジョエリントンが相手DFガブリエウ・マガリャンイスに競り勝つと、ゴール前のアンソニー・ゴードンがこぼれ球を押し込んだ。
背後からガブリエウを押したジョエリントンによるファウル、ゴードンのオフサイドの疑いもあり、VARによる長い確認作業が行われた。結局、ボールはゴールラインを割っておらず、ジョエリントンのファウルも、ゴードンのオフサイドもなかったとして、ホームチームの得点は認められた。この1点が決勝点となり、0−1で敗れたアーセナルは今季初黒星を喫した。
アルテタ監督は試合後、判定への不満を爆発。ニューカッスルの得点は認められるべきではなかったと、審判団を強く非難した。
「不愉快だ。それが私の気持ちであり、ドレッシングルームにいる全員の気持ちだ。こんなことの一部に加わるのは気分が悪い。受け入れることはできない。結果について話さなければならないのは、あのゴールが一体どうやって認められているのかについて話さなければならないからだ。信じられない。あのゴールが認められるのは絶対的に恥ずべきことだ。多くの理由からゴールではない」
「私はこの国に20年以上いるが、世界最高のリーグと言えるレベルには達していない。残念だ」
【ハイライト動画】ニューカッスル 1−0 アーセナル