「ディアドラ」が再上陸、リブランディングの一環で日本市場強化

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2023年11月07日 12:11  Fashionsnap.com

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日本に再上陸する「ディアドラ」のテニスカテゴリーヴィジュアル

Image by: ディアドラ
 イタリアのスポーツブランド「ディアドラ(diadora)」が、2024年に日本に本格的に再上陸する。日本における展開は、2021年5月の撤退以来約2年半ぶり。「チンクエ・ステッレ(CINQUE STELLE)」が日本総代理店としてアパレルカテゴリーのスニーカーを、総合テニス専門サイト「tennis365.net」を運営するnobitelがテニスカテゴリーの商品を独占的に取り扱う。

 同ブランドは、登山靴を手掛けるメーカーとしてイタリアで1948年に創業。現在は「スポーツを人生の哲学とし、人生のあらゆる重要なシーンでお客様のそばにいたい」というフィロソフィーのもと、アパレルやスポーツ商品を幅広く手掛けている。近年は製造拠点をイタリアに戻し、国内生産に原点回帰する動きにシフト。創業75周年を迎えた2023年にはリブランディングを実施し、従来のマス向けの低価格帯商品というイメージから、ものづくりと品質を追求し本物の価値を提供する「プレミアムスポーツブランド」へと刷新した。
 日本には1988年に初上陸し、テニスをはじめ各スポーツに特化した商品を展開していたが、2021年5月に日本の総代理店であったDMRとのライセンス契約終了に伴い、日本市場からは一時撤退していた。リブランディングを機に日本市場の強化に向けて、今回の再上陸が決定した。
 チンクエ・ステッレでは2024年春夏シーズンからの本格展開に先駆けて、自社ECサイトでスニーカーの一部モデルを販売。アーカイヴを復刻したヘリテージラインを象徴する「EQUIPE」シリーズや「B.560」シリーズ、30年ぶりにイタリアで作られたテクニカルランニングシューズ「ATOMO V7000」、ボリューム感のある「N9000」シリーズなどをラインナップしている。

 nobitelが販売を手掛けるテニスカテゴリーでは、スポーツアパレルとしての機能性やシルエットに加え、ヨーロッパデザイン特有の絶妙な色彩感覚を採用した、オンコートでもオフコートでも着用できるメンズとウィメンズのテニスシューズおよびテニスウェアを取り扱う予定だという。
 なお、nobitelは近年競技人口の増加に伴い注目度が高まっているスペイン発祥のラケットスポーツ「パデル」の商品の独占販売も視野に入れているという。

■ディアドラ:公式サイト

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