ママスタ前回からの続き。15歳のときに実父が再婚したことで、継母を得た投稿者さん。ずっと良好な関係を築いてきており、投稿者さんにとっては”自慢の母”だったのだとか。昨年子どもが生まれ、まもなく1歳になるわが子を連れて、しばしば実家に立ち寄っていたある日、継母さんから突然「もう遠慮して。ここを実家だとも思わないで」と言われてしまいます。これまで優しかった継母の態度に動揺を隠せない投稿者さん。実父に相談をもちかけるも「自分で考えなさい」と突き放されてしまったと言います。行き場を失った投稿者さんはママスタコミュニティに意見を求めたのです。
いったいどれくらいの頻度で実家に帰っていた？
すると投稿を読んだママから「それまで優しかった継母が、いきなり手のひらを返した理由が気になる」とのコメントが。「いったいどのくらいの頻度で実家に立ち寄ってたの？」というママに、投稿者さんは……
『週3回か4回です。母の仕事が休みのときは朝から行って、午前中が仕事の日は帰ってくる時間に合わせて行っていました。母とおしゃべりをしたり、お昼寝をさせてもらってのんびりしたり。夕食も食べて帰っていました。父は帰りが遅いので、月に1、2回しか会うことがなかったです』
な……なんと！ 投稿者さんは、かなりの頻度で実家に帰っていたことが判明しました（苦笑）。週の半分以上も実家に帰り、夕飯をご馳走になり、お喋りの相手をしてもらったり、自身のお昼寝中に子どもの面倒を見てもらったり……。話が一気に別の方向に動き始めます。
擁護していたママたちの態度も急変
『行き過ぎワロタ（笑）』
『今すぐヤメロ』
『これはもう、ちょっと擁護できない』
投稿者さんの告白に、今度はママたちが一斉に手のひらを返します（苦笑）。今まで投稿者さんの肩を持っていた時間は何だったんだろう……と、落胆する様子が目に浮かぶようです。
『実の両親でもそんなに行かないよ。嫌われて当たり前』
『結婚して孫もいる娘がほぼ毎日来てたら、実母でもウンザリするよ』
「実母」であっても週の半分以上もお世話にならない、とママたち。相手が実母であれば、当の昔にガツンと怒られていたかもしれませんね。継母さんは自分が「継母」という立場を気にして、気を遣っていたのかもしれません。しかし投稿者さんはその気遣いに甘えるだけ甘えて、継母さんを疲れさせてしまったのではないでしょうか。
継母さんも悩んでいたのでは……？
『たまには料理を作るとかデリバリー頼むとか、食費としていくらか渡すとか。何もしていないことにびっくり。そりゃ「実家と思わないで！」と言われても仕方ないよ』
『さすがにやりすぎだわ。よく1年近く我慢してくれたと思うよ。もう継母さんを解放してあげて』
『投稿者さんががそれほど頻繁に行くのは継母さんがいい人だからだよね？ そのいい人がこれだけ言うのだからよっぽどだよ』
継母さんの気遣いと厚意に、甘えるだけ甘えてきた投稿者さん。もちろん「実家」で甘えることは悪いことではありません。しかし「実母」であろうが「継母」であろうが、相手への気遣いは忘れてはいけないのではないでしょうか。今まで投稿者さんが継母さんと「いい関係だった」と言い切れたのは、継母さんの気遣いがあってこそ成り立っていた関係かもしれません。
『相当いい継母だったんだね。感謝しなさい』
投稿者さんのことを大事にしてくれていた継母さんが、「迷惑だ」とまで言い放つまでの原因を作ってしまったことを、投稿者さんはいま一度振り返るべきでしょう。
これからは親孝行をする時期！
『継母さんの「父親が再婚したらいろいろ遠慮するよね？ 迷惑だから、実家と思わないで」の発言も、私は悲しいなぁと思う』
『「ここを実家と思うな」とか「父親が再婚したら遠慮するよね」は継母が言うことじゃないだろって思う』
投稿者さんの態度に問題があったとはいえ、継母さんの発言も言い方が良くなかったのでは？ というコメントもありました。「ここを実家だと思うな」という言葉は、継母さんではなく実父から伝えるべき一言だったともいえます。実父さんが、投稿者さんと継母さんとの間にしっかり入ってくれていれば、ここまでこじれることもなかったのかもしれませんね。
『今度は投稿者さんが親孝行をしなきゃいけない立場だよ』
これまでお世話になってきたことに気づき、感謝できるのであれば、今後は是非投稿者さんに親孝行をしてもらいたい、とママたちは言います。
『身内でもそれぞれがお互いに気を遣って生活しないとね。親しき仲にも礼儀あり』
親しき仲にも礼儀あり……親しき仲だからこそ礼儀あり。身内だからといって甘えた態度をとるのではなく、縁が繋がっている身内だからこそ、互いの距離感をわきまえて接していくことが大切だと身にしみた投稿でした。
文・渡辺多絵 編集・すずらん イラスト・マメ美
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