ある日、外食に行く約束に遅れたジュンヤに対し、私の不満が爆発してしまいました。
もうここまで来たら、楽しく外食なんてできない! そう思った私は外食に行くことをあきらめ、予約していたお店も夫にキャンセルするように伝えました。夫は今さらキャンセルなんて……と思ったようですが、お互いに気まずいまま出かけてもいいことなんてないのです。「今日はもう外食にはいかない! お店はキャンセルしておいて」夫にそう言い残して私は寝室へ。夫はリビングに残りましたが、ちゃんとお店にキャンセルの電話を入れてくれたでしょうか……その夜は、夫と顔を合わせることはせず、夫はリビングで、私は寝室で寝ることになりました。
もうジュンヤと一緒にはいられない! 土日も仕事、たまの外食の約束にも遅刻して謝りもしない。家族を大切にしない夫なんて……その夜、ジュンヤはリビングで寝て、翌朝は私が起きる前に出勤していました。そして私は……いざというときのために用意していた離婚届に記入をして、それをテーブルの上に置いて出かけることに。今日は友達の家に泊めてもらうつもりです。
テーブルの上に離婚届を置き、泊めてもらうつもりの友達ヒロカの家に出かけようと階段を下りていきました。すると……。
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母に昨日のことを言い出せず、私は家をあとにしました。母の不安そうな表情を見て、心配かけているなとは思ったけれど、今日は母に詳しく話す気力さえない状態。とにかくこのモヤモヤした空気を一掃したくて外に出ました。事情をわかってくれるヒロカに会って早く話を聞いてもらいたい! 一方で私とユウセイがいないこと、離婚届が置いてあることに気づいたジュンヤがどんな反応を示すのか……気になっていました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・crono 編集・Natsu