イタリアで相次ぐ賭博違反疑惑…今度はミランDFフロレンツィが検察の捜査対象に

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2023年11月16日 17:08  サッカーキング

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フロレンツィにも賭博違反の疑いが浮上 [写真]=Getty Images
 ミランに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィが、賭博違反の疑いで捜査を受けているようだ。15日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 昨今のイタリアサッカー界では、有力選手による違法賭博への関与が次々と明らかになっている。すでにユヴェントス所属のイタリア代表MFニコロ・ファジョーリとニューカッスル所属の同MFサンドロ・トナーリについては、違法なオンラインプラットフォームを通じた賭博に関与したとして、それぞれ7カ月と10カ月の出場停止処分が確定。また、アストン・ヴィラ所属の同MFニコロ・ザニオーロも検察当局およびイタリアサッカー連盟(FIGC)の捜査対象となっている。

 そんななか、現在ミランの主力として活躍し、イタリア代表で通算49キャップを誇るフロレンツィにも賭博違反の疑いが浮上しているという。今回の報道によると、同選手はファジョーリやトナーリ、ザニオーロと同様に「違法な賭博行為」に関与した疑いがあるとして、現在は検察当局の捜査対象になっているとのこと。現時点でフロレンツィがスポーツ賭博に関与していたかは不明だが、数日以内にトリノにて聴取が予定されているようだ。仮にスポーツ賭博への関与が確認された場合、ファジョーリやトナーリらと同様の処分を受ける可能性もある。

 現在32歳のフロレンツィはローマの下部組織出身で、クロトーネでのプレーを経て2012年夏にトップチームへ加入した。その後はバレンシアとパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーし、2021年8月にミランへレンタルで加入。2021−22シーズンのセリエA制覇に大きく貢献すると、翌年夏には完全移籍に移行し、ここまで公式戦通算49試合出場2ゴールという成績を残している。

 なお、『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、フロレンツィの他にも複数名の現役選手に賭博違反の疑いが浮上しており、近日中に検察による捜査が開始される可能性があるという。

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