近代建築の巨匠 フランク・ロイド・ライトの回顧展が開催、帝国ホテル二代目本館100周年を記念

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2023年11月18日 15:01  Fashionsnap.com

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「フランク・ロイド・ライト」展

Image by: パナソニック汐留美術館
 パナソニック汐留美術館が、展覧会「フランク・ロイド・ライト―世界を結ぶ建築」を開催する。会期は2024年1月11日から3月10日まで。

 同展は、アメリカ近代建築の巨匠 フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)の大規模な回顧展として、ライトが設計した「帝国ホテル二代目本館」の竣工100周年を機に企画。アメリカでは「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」、日本では帝国ホテルや「自由学園」などの大作を手掛ける傍ら、熱心な浮世絵コレクター・ディーラーでもあったライトの広範な仕事や視野を総覧するべく、ワシントン大学教授のケン・タダシ・オオシマと、フランク・ロイド・ライト財団副代表兼タリアセン・インスティテュート・ディレクターのジェニファー・グレイの2人を迎えて日米共同でキュレーションを行い、日本初公開の建築図面のドローイングを中心に約390点の資料を紹介する。
 展示は帝国ホテルを基軸に、「モダン誕生 シカゴー東京、浮世絵的世界観」「『輝ける眉』からの眺望」「進歩主義教育の環境をつくる」「交差する世界に建つ帝国ホテル」「ミクロ/マクロのダイナミックな振幅」「上昇する建築と環境の向上」「多様な文化との邂逅」の7つのセクションで構成。建築から芸術、 デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画にまでわたるライトの多角的な取り組みと、その背景にあるテーマが浮き彫りになるような展示内容を予定しており、100年前の帝国ホテルの模型を3Dスキャン計測データを用いて再現した3Dプリントレプリカや、ライトが1930年代に取り組んだ「ユーソニアン住宅」の原寸モデルなど、ライトの建築を体感できるような資料や作品を披露する。

■フランク・ロイド・ライト―世界を結ぶ建築会期:2024年1月11日(木)〜3月10日(日)会場:パナソニック汐留美術館所在地:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階時間:10:00〜18:00(最終入場は17:30)※2月2日(金)、3月1日(金)、8日(金)、9日(土)は20:00まで(最終入場は19:30)休館日:毎週水曜日 ※3月6日(水)は開館主催:パナソニック汐留美術館、フランク・ロイド・ライト財団、東京新聞詳細ページ

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