現役引退を発表した林卓人(写真は2021年3月のもの) [写真]=Getty Images サンフレッチェ広島は20日、GK林卓人が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
林は1982年8月9日生まれの41歳。金光大阪高校出身で、2001年に広島へ加入した。2005年にコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)に完全移籍すると、2007年からはベガルタ仙台でもプレー。2014年に広島へ復帰以降は同クラブでプレーを続けていた。今シーズンはここまで公式戦の出場機会はなかった。
キャリア通算では明治安田生命J1リーグで328試合、J2リーグで183試合、カップ戦40試合、天皇杯で29試合に出場。2012年と2013年には日本代表に招集されたこともあるが、出場機会はなかった。
なお、広島は11月25日に『エディオンスタジアム広島』で行われる明治安田生命J1リーグ第33節のガンバ大阪戦の試合終了後に林の現役引退セレモニーを行うことも明らかにしている。
今シーズン限りでの現役引退を決断した林は広島のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「私、林卓人は2023シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。23年という長い現役生活を送れたのも、いつも応援してくださったファン・サポーターの皆様やクラブ関係者の皆様、家族、そして今まで共にプレーしてきたチームメートのおかげだと思っています」
「サッカーを始めたときから指導していただいた監督やコーチを含め、これまで私に関わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。今はプロ入りからお世話になった大好きなこのクラブで現役生活を終えられることを嬉しく思っています」
「ファン・サポーターの皆様には、直接、ガンバ大阪戦後のセレモニーで感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆様、長い間支えてくださり、本当にありがとうございました」