3試合未勝利のサッリ監督、逆転負けに落胆「明らかに何かが上手くいっていない」

　ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が、リーグ戦後のインタビューに応じた。25日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

　同日にセリエA第13節サレルニターナ戦を迎えたラツィオは、前半にFWチーロ・インモービレのPKでリードを奪ったものの後半に2失点。2−1の逆転負けを喫した。

　これで直近のリーグ戦3試合で1分2敗と未勝利が続いたサッリ監督は、試合後のインタビューで「チームは個性とゲームを支配する力を失っている。前半にインモービレのPKで先制点を挙げた後、我々は後半に試合をコントロールすることを期待して臨んだ。今回の結果は、我々のチームの特徴ではない」と肩を落とした。

　また、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がこの状況で何をすべきが問われた際には、「もし私が彼なら、強いテコ入れを行うだろう。たとえばトレーニングキャンプを私は好きではないが、この状況を打破するために何かをしなければならない」「明らかに何かが上手くいっていない。もし私が問題だと確信できれば、すぐに辞任する。数日以内に評価して、その原因が私だと分かれば、決断が下される時もくるだろう」と語っている。

　次戦は28日、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節セルティック戦を控えるラツィオ。果たしてチームとして復調できるのか、その戦いに注目が集まる。