グループEで首位につけるアトレティコ・マドリード（スペイン）は敵地でフェイエノールト（オランダ）と対戦。14分にオウンゴールで先手を取ると、58分にはパブロ・バリオスの浮き玉パスを受けたマリオ・エルモソがダイレクトボレーを沈めリードを2点に広げる。77分に1点を返されるも、81分に再びオウンゴールで追加点を奪い、3−1で快勝した。勝ち点を「11」に伸ばしたアトレティコ・マドリードは決勝トーナメント進出が決定。フェイエノールトの日本代表FW上田綺世は後半開始からピッチに立った。
もう1試合はラツィオ（イタリア）が途中出場のチーロ・インモービレの2ゴールでセルティック（スコットランド）に完封勝利。こちらも最終節を残しての決勝トーナメント進出を決めている。なお、ラツィオの日本代表MF鎌田大地は84分に途中投入され、セルティックの同FW古橋亨梧はフル出場を果たした。この結果、未勝利のセルティックはグループ最下位が確定。3位のフェイエノールトはヨーロッパリーグ（EL）に回ることとなった。
“死の組”とも形容されるグループFでは、ドルトムント（ドイツ）が敵地でミラン（イタリア）と対戦した。序盤にマルコ・ロイスのPKで先制すると、一時同点に追いつかれたものの、59分にジェイミー・バイノー・ギッテンス、69分に途中出場のカリム・アデイェミがネットを揺らし3−1で快勝。3連勝を達成し、グループステージ突破を決めている。
2位につけるパリ・サンジェルマン（PSG）はホームにニューカッスル（イングランド）を迎えた。24分にアレクサンデル・イサクに先制ゴールを許すと、その後は何度もチャンスを作るもなかなかネットを揺らすことができず。それでも90＋8分、キリアン・エンバペがPKを沈め、土壇場で勝ち点「1」を手にした。グループFは3チームに2位突破の可能性が残されており、決着は最終節に委ねられることとなった。
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前節初黒星を喫したグループHのバルセロナ（スペイン）はポルト（ポルトガル） との首位攻防戦に臨んだ。30分に先制点を献上したバルセロナだったが、直後にジョアン・カンセロが圧巻の個人技から同点ゴールをマーク。57分にはカンセロの折り返しにジョアン・フェリックスが合わせ、2−1と逆転に成功する。試合はこのまま終了し、勝ち点を「12」まで伸ばしたバルセロナが決勝トーナメント進出を確定させている。
もう一方の試合ではシャフタール（ウクライナ）がロイヤル・アントワープ（ベルギー）相手に完封勝利。最終節ではグループステージ突破をかけ、2位ポルトとの直接対決に臨む。
今節の試合結果、順位表、次節の対戦カードは下記の通り。グループEからHの次節は現地時間12月13日に開催される。
◼︎第5節結果／順位表
▼グループE
ラツィオ（イタリア） 2−0 セルティック（スコットランド）
フェイエノールト（オランダ） 1−3 アトレティコ・マドリード（スペイン）
1位 アトレティコ・マドリード（勝ち点11）
2位 ラツィオ（勝ち点10）
3位 フェイエノールト（勝ち点6）
4位 セルティック（勝ち点1）
▼グループF
ミラン（イタリア） 1−3 ドルトムント（ドイツ）
パリ・サンジェルマン（フランス） 1−1 ニューカッスル（イングランド）
1位 ドルトムント（勝ち点10）
2位 パリ・サンジェルマン（勝ち点7）
3位 ニューカッスル（勝ち点5）
4位 ミラン（勝ち点5）
▼グループG
ヤングボーイズ（スイス） 2−0 レッドスター（セルビア）
マンチェスター・シティ（イングランド） 3−2 ライプツィヒ（ドイツ）
1位 マンチェスター・シティ（勝ち点15）
2位 ライプツィヒ（勝ち点9）
3位 ヤングボーイズ（勝ち点4）
4位 レッドスター（勝ち点1）
▼グループH
シャフタール（ウクライナ） 1−0 ロイヤル・アントワープ（ベルギー）
バルセロナ（スペイン） 2−1 ポルト（ポルトガル）
1位 バルセロナ（勝ち点12）
2位 ポルト（勝ち点9）
3位 シャフタール（勝ち点9）
4位 ロイヤル・アントワープ（勝ち点0）
◼︎次節の対戦カード
▼グループE
セルティック vs フェイエノールト
アトレティコ・マドリード vs ラツィオ
▼グループF
ドルトムント vs パリ・サンジェルマン
ニューカッスル vs ミラン
▼グループG
ライプツィヒ vs ヤングボーイズ
レッドスター vs マンチェスター・シティ
▼グループH
ロイヤル・アントワープ vs バルセロナ
ポルト vs シャフタール
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