大人のスケルトンブームの原点Apple製品【山下メロの平成レトロ遺産:015】

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2023年11月29日 17:11  週プレNEWS

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iMacより先に発売されたAppleのスケルトン端末

記憶の扉のドアボーイ・山下メロです。今回は平成スケルトンブームのキッカケといわれる初代iMacを皆さんと振り返っていきましょう。

【写真】今週のレトロ遺産!

初代iMacは1998年の発売で、気づけば今年25周年です。以前この連載では「平成スケルトンブームはゲームボーイなど子供向けの玩具から始まった」ということを紹介しましたが、大人をも巻き込んだブームとしては初代iMacの影響が大でしょう。

iMacは、搭載される端子をUSBと有線LANに絞り、フロッピーやSCSI(スカジー)などのレガシーコネクタを排除。モニターも一体型にした過去の常識を覆す製品でした。

そして、誰もが衝撃を受けたのは爛椒鵐瀬ぅ屮襦辞瓩噺討个譴詒焼明で鮮やかなボディ。これをキッカケに地味なデザインが多かったパソコン周辺機器にもスケルトンが増えていきます。

そして、iMacユーザーは、ついついすべてをスケルトンでそろえがち。なので、メーカー各社から次々と透明商品が発売され、最終的にはパソコンとは関係のない家電や家具にまでスケルトンが増えていったのです。

実は、iMac発売前のAppleは経営破綻寸前まで追い込まれていましたが、97年にスティーブ・ジョブスが復帰して指揮を執り、翌年のiMac人気で完全に息を吹き返しました。その勢いで99年からiMacは5色展開のキャンディカラーを追加で発売しています。

このiMacブームに悔しい思いをしていたウィンドウズユーザーでしたが、すぐにスケルトンのDOS/V機e−one433がソーテックから発売され大歓喜します。しかし、このスケルトンデザインをAppleから訴えられ販売禁止となり、仕方なく銀色に塗装したe−one500を発売することになりました。

一時期は中古市場で投げ売りされ、中身を外して猫ベッドに再利用してたiMacも今や相場が上がってます。e−one500はさらにレア! 銀色の筐体(きょうたい)を削ると、半透明のボディが出てくるらしいので、今こそ銀のe−one500を探して削ってみましょう!

撮影/榊 智朗

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