父親の参加も多いチームで、定期的に「父の会」と称した飲み会があります。ある晩、「父の会」に参加した夫が酔って帰ってきました。「ケンカした」という報告付きで……。「ケンカ？ ケンカってどういうこと？」
「酔っていてよく覚えていないけど、俺やサトシのことをバカにされたんだよ」話の内容は、バカにされたことに怒ったところ、Aくんパパを筆頭に何人かのパパが「本当のことだ」と賛同の声が上がり、その流れで言い合いになったとのことです。
私はいつかこんなことが起こるんじゃないかと思っていました。結婚してからわかったことですが、夫はウソをついたり、自分を大きく見せたりすることがあります。とくに小さなウソをよくつく人で、これまで不倫の経験もありました。離婚を考えたこともありましたが、私に経済力がないうえに子どもがまだ小さかったので、思いとどまって今にいたっています。
その日夫はすぐさま寝てしまいました。私はもっと詳しく聞きたかったのですが、夫はひどく酔っていたので、これ以上聞いても話にならなかったと思います。そして翌日……。休日で、朝食を食べ終わった夫に改めて話を聞きました。「昨日何があったの？」
ある日の息子の送迎で、顔見知りのママがいました。もしかしたら飲み会の詳細を知っているかもしれないと思い、いつもなら会釈ですますところを声をかけました。しかし……。
「急いでいるんで！」そう言って、あからさまに避けられました。知り合いのママにLINEを送っても全員既読無視……。
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私は同じサッカーチームのママから避けられるようになり、サトシまで仲間外れにされるように……。原因は夫のケンカしか考えられません。「ケンカの件は終わった」と夫は言いますが、サトシにまで影響が出ています。終わっているとは思えません。悲しむサトシのために私はどうしたらいいのでしょうか。
【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・今淵凛
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