JR旅客6社含む全国の鉄道事業者91社局、暴力行為防止ポスター掲出

全国の鉄道事業者91社局が共同で制作した暴力行為防止ポスター「酔った勢い、STOP!」がこのほど完成した。12月4日から、各鉄道事業者の駅構内と列車内に掲出される。


このポスターは、駅および列車内での駅係員・乗務員等への暴力行為、利用者同士のトラブルによる暴力行為に対し、各鉄道事業者が連携して防止を呼びかける趣旨で制作された。



今回、誰もが一度は目にしたことがある「止まれ標識」を採用し、暴力行為ストップを強く訴えかけるデザインに。飲酒機会の増える年末年始に向け、標識内にビールジョッキのイラストを描くことで、飲酒に起因する暴力行為が許されないことも強調した。昨年度の飲酒に起因する暴力行為の件数も記載し、酔客の暴力行為が依然として根絶されないことを改めて周知する。



駅構内貼り用(縦型)約5,400枚、列車内掲出用(横型)約5万2,000枚を共同で制作。2024年2月3日までの2カ月間、駅・列車内に掲出する。（佐々木康弘）