資生堂が“突き抜けた”次世代リーダーを育成する「Shiseido Future University」を開所 初代学長は魚谷会長CEO

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2023年12月01日 22:41  Fashionsnap.com

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Shiseido Future University「CAMELLIA 椿」プレゼンテーションルーム

Image by: 資生堂
 資生堂が、次世代を担う経営リーダーを育成する施設「Shiseido Future University」を創業地の銀座にオープンした。初代学長は代表取締役 会長 CEOの魚谷雅彦氏が務め、国内外のグループ会社から選抜した社員を対象に、オリジナルのリーダーシッププログラムを実施する。

 資生堂は、「PEOPLE FIRST」といった経営理念のもと、人材が会社にとって最も大切な資産であり企業価値を高めると信じ、人的資本への投資を強化してきた。これまでも、ジョブ型制度の導入、人財のグローバル化やDE&Iの加速、個の能力を高める研修制度などを行っている。
 魚谷会長 CEOが初代学長を務めるShiseido Future Universityは、資生堂ならではの価値創造とイノベーションを創出するため、ビューティカンパニーにふさわしい美への感性や心の豊かさ、最先端のグローバルレベルのビジネス知見を合わせもったリーダーの育成を目指す。国内外のグループ会社から選抜した次世代の経営リーダーとなる社員を中心に、オリジナルのリーダーシッププログラムを実施。「Inspired by our Heritage&Building Our Future(〜美の文化遺伝子を持ち合わせ、未来へのエネルギーとして転換できる経営リーダー〜)」をコンセプトに掲げ、創業者の思いや150年にわたるDNAやヘリテージにインスパイアされながら、自らビジョンを描き、長期的な視点で企業価値を高め、変革を実現する“突き抜けた”経営リーダーへの人材開発を行う。
 施設の空間コンセプトは、「美と知のResonator /共振装置」。世界中から集まる参加者がフラットに交流できるスペースや、アートやヘリテージスペースを随所に配置し、人と人、知性や感性、日本とグローバル、過去と未来など、多様性あふれるさまざまな要素が共振することを促すと同時に、学びのための“余白”ある空間を実現した。
 施設のロゴ「MIRAI KARAKUSA」は、これまで資生堂に生命美というインスピレーションを与えてきた「資生堂唐草」のスタイルを受け継ぎならも、未来への成長の象徴として再解釈。同施設の人が持つ限りない可能性への願いをこめてデザインした。

■資生堂:公式サイト
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