2023年子どもの名前 首位は「碧」&「陽葵」、読み方「ハルト」は驚異の15連覇…ジェンダーレスな名前も人気上昇

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2023年12月04日 10:00  ORICON NEWS

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明治安田生命が恒例の「生まれ年別の名前調査」調査を発表
 明治安田生命が毎年恒例で発表している「生まれ年別の名前調査」。今年は、男の子では【碧】が調査開始以来初のトップに、女の子は昨年に引き続き【陽葵】が、3度目の首位という結果に。読み方のトップは、男の子は15年連続となる【ハルト】、女の子は【エマ】が2年連続のトップを飾った。海外でも呼びやすいグローバルネームや、【アオイ】や【ハル】【リオ】など、男女両方で上位にランクインする名前も。気になる結果詳細と、今年の傾向とは?

【ランキング表】これ読める? 相変わらず難読も多め…男の子&女の子の名前TOP10

■初トップはあのサッカー選手と同じ名前 女の子は令和初期を代表する名前に

 男の子の名前は、【碧】が昨年4位から順位を上げ、初めてトップに。「碧」の字は「緑がかった青色」を指し、「碧空」、「碧海」に使われるように、碧くキラキラと澄み渡った壮大な印象。「あお色の美しい玉」という意味をもつことから、海や草など自然に近い、落ち着いた色の宝石を連想させる字でもある。空や海、美しい宝石のように、澄み渡ってキラキラ輝く物であってほしいという願いが感じられる名前だ。

 また、『碧』はFIFAワールドカップ2022カタール大会のスペイン戦で、ゴールを決めた「田中碧」選手と同じ名前。同じくスペイン戦でゴールを決めた「堂安律」選手の【律】も、昨年25位から4位と大きくランクアップしており、名付けに影響した可能性もある。

 2位は、同率で【陽翔】(昨年4位)と【暖】(昨年9位)がランクイン。日の光を意味する「陽」と、飛び立つ様やスケールの大きさを意味する「翔」の字を組み合わせた【陽翔】は、快活で明るいイメージ。「暖」の字は、あたたかく穏やかな印象に加え、「あたためる」という意味から、優しさや包容力を連想させる。

 女の子の名前は、【陽葵】が2年連続3回目の首位に。男の子と同じく、日の光を意味する「陽」と、“太陽の方向を向く植物”という意味を持つ「葵」を組み合わせた表記で、読み方の「ヒマリ」からも向日葵を連想させる名前だ。【陽葵】は、2019年の令和元年以降、5年連続でトップまたは2位を獲得。コロナ禍や経済不安の中、明るく前を向いてすくすく育って欲しいという願いが込められた、令和初期を象徴する名前と言えるかもしれない。

 2位は【凜】(昨年2位)、3位には昨年30位から大きく順位を上げた【紬】がランクイン。鈴のようなかわいらしい音の響きでありながら、凜々しく力強い印象の【凜】と、人とのつながりを連想させる【紬】。他にも5位の【澪】(昨年7位)、9位の【翠】(昨年18位)、【愛】(昨年36位)と、引き続き漢字一文字の名前が人気の傾向も続いている。

■男子は自然を表す漢字、女子はつながりの漢字 国や性別を問わない響きが人気の傾向に

 使用漢字を見てみると、男の子は空や海など、自然にちなんだ漢字が人気。1位の【碧】を始め、【陽翔】【蒼】【颯真】【凪】【湊】など、自然の壮大さや雄大さが感じられる漢字を使った名前が多くランクインしている。

 男の子の使用漢字のトップは、3年連続で【翔】。次いで2位が【斗】、3位が【陽】という結果に。「翔」、「斗」は共に止め字と使用され、読み方は「ト」。2019年までトップを維持し続け、今も使用漢字の5位にランクインする「太」から、「斗」へと人気が移行している様子が伺える。

 女の子の使用漢字は、2年連続で【愛】がトップに。2位が【花】、3位には初めてトップ3入りした【結】と続き、上位常連の【莉】【菜】【奈】も14年連続でベスト10入り。また意味合いとしては、人との関係をつむぐイメージのある【紬】、人との結びつきを連想させる【結愛】(4位)、【結菜】(5位)などが上位にランクインした。

 読み方では、男の子は【ハルト】が驚異の15連覇。表記は多い順に【陽翔】【陽斗】【晴翔】と全56種類にものぼる。2位は【ミナト】、3位に【ユイト】と、「ト」で終わる名前がトップ3を占めた。女の子は、昨年トップとなった【エマ】が引き続き首位に。表記は多い順に【咲茉】【愛茉】【依茉】など全40種類。外国でもなじみやすく、グローバルな響きが人気の要因と考えられる。続いて2位が【ツムギ】、3位に【ミオ】という結果となった。

 特に女の子の名前で特徴的だったのは、グローバルネームの人気加速だ。1位の【エマ】を筆頭に、【サナ】(4位)、【ユナ】(25位)、【サラ】(25位)を始め、【メイ】【リオ】【ルナ】など、世界各国の言葉で意味を持つ名前が、人気を集めた。

 また、男女どちらにも人気を集めた名前も多い。【アオイ】や【ハル】【ヒナタ】【セナ】【リオ】など、性別に関係なく使える“ジェンダーレスネーム”が上位にランクイン。性別や固定概念にとらわれない自由な発想や行動が尊重される風潮の中、名付けでもジェンダーレスネームの人気が高まっているようだ。

 同調査は、1989年より生命保険加入者を対象に行っており、今年で35回目。今年は2023年生まれの男の子6957人、女の子6951人を対象に調査を行なった。

このニュースに関するつぶやき

  • この時代にあえて〇〇子という名前をつけたら割と色んな年齢層から受けが良い
    • イイネ!78
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