「時代が早すぎた?」「面白かったのに……」連載終了が惜しまれる続編希望のジャンプ作品

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2023年12月05日 07:01  リアルサウンド

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  数々の名作漫画を世に送り出している「週刊少年ジャンプ」。中でも40年の連載記録を持つ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や国内外にもファンが多い『ONE PIECE』など、連載が長く続く作品はそれだけ読者からの人気が高い作品であると言えるだろう。しかし「打ち切りでは?」と噂されるほど突如終わりを迎えた漫画の中にも、未だに連載終了を惜しまれている人気作があるのをご存知だろうか? 今回は、特にネット上で「面白かったのに続きがなくて残念」と話題の作品たちを紹介していこう。


時代が早すぎた? 今ならもっと人気が出そうと惜しまれる人気作

 『エム×ゼロ』は叶恭弘による魔法学園もののファンタジーで、2006年から2008年にかけて連載されていた作品だ。ヒロインの可愛さと設定の面白さが人気で、「今思えばかなり好きだった」「女の子がみんな可愛かった」など未だに連載終了を惜しむ声が多い。主人公の九澄大賀はヒロイン・柊愛花との出会いのせいで不合格となった私立聖凪高校が、実は魔法養成学校であるという秘密を知る。ひょんなことから落ちたはずの聖凪高校に通うことになった九澄は、一般人なのに魔法が使えるフリをしてドタバタな学園生活を送ることに……。


  ただの熱血魔法能力バトルものではなく、お色気やラブコメ要素も存分に詰め込まれており「最近のラノベより確実に面白い」との声もある。さらに「時代が違ったらアニメ化もあったんじゃないか」「なろう要素もあるから今の時代の方が合ってた」との声もあり、時代が違えばもっと人気が出たのではないかという意見も寄せられている。


  2008年から2010年にかけ連載された岩代俊明の『PSYREN―サイレン―』も、「今のジャンプなら打ち切られないと思う」との声がある作品だ。主人公の夜科アゲハがサイレンと呼ばれる異世界で戦うダークファンタジーで、「主人公の容赦のなさが好きだった」「男キャラも人気あったし、男女の人気をバランスよく取れそうだったのに」と連載終了を惜しむ声が上がっている。ネット上では「ナルト、ワンピ、ブリーチ、リボーン、Dグレという連載陣と同時に能力ものをやろうとしたのが厳しかったのでは」との分析もあり、『エム×ゼロ』と同様に「時代が悪かった」とする声も多い。


卓球漫画の『P2!』や『武装錬金』『みえるひと』も続きが読みたい!

 『P2!- let's Play Pingpong! -』は2006年から2007年に連載され、当時のジャンプではめずらしく卓球を題材にした漫画であった。ジャンプではその後『卓上のアゲハ』や『フルドライブ』が同じく卓球漫画として連載されるが、ファンからは「P2が1番続きを読みたい作品」との声もあるようだ。「良いところで終わってしまった感が強い……」と打ち切りを悔しがる人が多い一方で、「作風が当時のジャンプらしくはなかった」といった意見のほか、「卓球人気が出た今ならもっといけるのでは」との声もあがっていた。


  他にも連載終了が惜しいジャンプ漫画として、和月伸宏の『武装錬金』や、『PSYREN―サイレン―』作者である岩代俊明のデビュー作『みえるひと』などの名前が上がっている。『武装錬金』は2005年に打ち切りとなり連載終了を迎えるも、その後ジャンプ増刊号である「赤マルジャンプ」にて2度の完結編が掲載されアニメ化も果たしためずらしいタイプの作品だ。霊を題材にした『みえるひと』は、「ジャンプっぽくはない」との声がある一方で「雰囲気が独特で面白いし終わらないと思ってた」と言うファンも多い。


  惜しくも終了してしまった作品たちに、ネット上では「ジャンプが作品の人気度をアンケートで決めるのも問題」「打ち切りの判断が早すぎる」との声も寄せられていた。


 


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