「ロシャス」が新クリエイティブディレクターを発表、グッチなどで経験を積んだアレッサンドロ・ビジランテ

　「ロシャス（ROCHAS）」が、レディ・トゥ・ウェアの新クリエイティブ・ディレクターにアレッサンドロ・ビジランテ（Alessandro Vigilante）を任命したと発表した。2023年4月に同職を退任したシャルル・ドゥ・ヴィルモラン（Charles de Vilmorin）の後任となる。

　アレッサンドロはイタリア出身。「ジ・アティコ（The Attico）」や「ドルチェ&ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ（Philosophy Di Lorenzo Serafini）」などで経験を積んだほか、アレッサンドロ・ミケーレ（Alessandro Michele）率いる「グッチ（GUCCI）」のデザインチームでも重要な役割を務めていた。
　同氏は「メゾン・ロシャスの一員となり、メゾンの豊かで深遠な伝統を築き上げる機会に恵まれたことを光栄に思いますし、感謝しています。ロシャスが象徴するフレンチ・ソフィスティケーションへの貢献や女性らしさの賛美は、非常に素晴らしいものだと感じています」とコメントしている。
　なお、同氏のデビューコレクションは、2024年2月に開催予定のパリファッションウィークでプレゼンテーション形式で実施。ランウェイ形式でのファーストコレクションは、2024年9月の発表を予定している。