2022年3月、ウィンザー城で撮影された生前のエリザベス女王。女王が愛したウィンザー城には、今年も巨大クリスマスツリーが設置された(画像は『The Royal Family 2022年3月25日付Instagram「This week at Windsor Castle生前のエリザベス女王が多くの時間を過ごしたウィンザー城に、恒例のクリスマスの飾り付けが行われた。城内には今年も巨大なクリスマスツリーが登場し、「ガーター勲章」の創設675年とチャールズ国王の戴冠式を記念するオーナメントで装飾された。ウィンザー城のクリスマス・デコレーションは、来年1月1日まで一般公開される予定だ。
今回のデコレーションは、国王エドワード3世が1348年に創設した騎士団勲章「ガーター勲章(Order of the Garter)」の675周年を記念するものだ。エドワード3世は即位中、ロンドンを防御するための軍事要塞だったウィンザー城を壮大なゴシック様式の宮殿へと変化させ、その間に名誉ある「ガーター騎士団」を設立した。英国で最も古く権威ある騎士団として、現在もチャールズ国王と王室メンバーをはじめとする24名で構成されている。
画像は『The Royal Family 2022年3月25日付Instagram「This week at Windsor Castle,」』『Royal Collection Trust 2023年11月30日付Instagram「The #Christmas decorations are up at #WindsorCastle」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 寺前郁美)