新型「クラウン」にマットな特別仕様が登場! トヨタがコーティングまでやってくれるってホント?

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2023年12月12日 11:31  マイナビニュース

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トヨタ自動車がクラウン専門店のみで販売する新型「クラウン」(クロスオーバー)の特別仕様車がお披露目となった。グレード名は「CROSSOVER RS “Advanced・THE LIMITED-MATTE METAL”」、価格は750万円だ。何が特別なのか、実物をじっくりと観察してきた。


○マット塗装はコーティングが難しい



お披露目となったクラウン(クロスオーバー)の特別仕様車は、クラウン専門店「THE CROWN」(現時点では神奈川県と福岡県の2店舗が開業済み)のみで販売する限定モデルだ。グレード名にも入っている特別設定色「マットメタル」が最大の特徴。表面には汚れが付きにくくなる特別なコーティングを施してある。


コーティングと聞くと、普通はユーザーがクルマを「キーパーラボ」などに持ち込んでやってもらうイメージ。トヨタの人に聞くと、自動車会社がクルマを作る段階でコーティングまで実施するのは「おそらく、ほかに例がないのでは……」とのことだった。

マットカラーはコーティングを施すのが難しいボディカラーなのだという。表面がザラザラしているマット塗装のクルマにコーティングを施すと、ザラザラにコーティング剤が入り込んで表面がツルツルになり、車体にツヤが出てしまうからだ。せっかくツヤ消しのマットカラーにしたのに、それでは本末転倒ということになる。



トヨタでは「TMコート」という特殊表面処理を「匠の技術」で薄膜かつ均一に仕上げる工程をわざわざ用意。コーティングは手作業で行うとのこと。かなり特別感の高い特別仕様車だ。ちなみに、薄膜であるだけに手入れも必要だそうで、1年ごとにコーティングをし直していけば効果を維持させられるという。


特別仕様車のベースとなっているのはクラウン(クロスオーバー)の「CROSSOVER RS“Advanced”」というグレード(640万円)。クロスオーバーの2種類あるパワートレインのうち、2.4Lデュアルブーストハイブリッドを積む高性能版だ。このデュアルブースト、乗ってみるとけっこう速いので、マットカラーのいかにも走りそうなクラウンと相性ばっちりなのではないかと思われる。



特別仕様車には、ベース車両を購入する際にはメーカーオプションとなる数々の装備が盛り込まれている。例えばドライブレコーダー(前後方)やデジタルインナーミラー、いくつかの安全支援機能などだ。レッドステッチ付きスポーツシートなど、特別仕様車のみの専用装備もある。(藤田真吾)

このニュースに関するつぶやき

  • マットな車=さて何人意味わかる人いるんだろ?そもそもマットってファション用語じゃないの?素直に日本語で書けよ。艶消しとか光沢の無いとか。カタカナ言葉嫌いだ
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