若手デザイナーによる合同展「SOMEBODY」が始動 meやここのがっこう出身デザイナーが参加

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2023年12月12日 14:21  Fashionsnap.com

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 若手ファッションデザイナーたちによる合同展プロジェクト「SOMEBODY」が始動した。第1回のポップアップを12月16日と17日の2日間開催する。会場は神宮前のマンション、ドミシール平野の302号室。

 SOMEBODYは、「リコール(RequaL≡)」の土居哲也の元でデザインを学んだファッションスクール「me」出身のデザイナー 織田日向と、ハンドメイドのリメイク古着を展開する「ベリーグッド(Very Good)」のデザイナーが発起人となり、若手のデザイナーたちが主体となって継続的に合同で作品を発表していくプロジェクト。「立ち上げたばかりのブランドにとっては、ポップアップや展示会の実施自体の負担が大きく、集客も厳しいのが現状。合同で展示会を行う事も多いが、基本的に単発で終わってしまう」とし、継続的に発表の場を積み上げていくことができる環境を整えることを目的としている。「Of “SOMEBODY”、By “SOMEBODY”、For”SOMEBODY”」をコンセプトに掲げ、多様なクリエイターが参画できるコミュニティとしても機能させることを目指すという。
 第1回のポップアップには、発起人である織田が手掛ける「ヒュウガ(HYUGA)」とベリーグッド、meとファッションスクール「ここのがっこう(coconogacco)」に在学中の水谷和章がデザイナーを務める「アンダーザデスク(underthedesk)」、me出身の村田壮による「ショウムラタ(SHO MURATA)」と在学中のririの「スキークラブ(skiclub)」、ハンドメイドアイテムを中心に展開する「イット(it.)」の6ブランドが参加する。会場では、ベリーグッドがリコールの別注ローファーを数量限定で販売。リコールの過去のコレクションアイテムであるジャーマンローファーを復刻し、土居が直筆でハンドペイントを施した。

 今後は、プロジェクトのイメージが固定化しないよう、プロジェクト毎にコンセプトや参加デザイナー、セールスパーソン、開催場所などを変えていくとし、ディレクターも発起人の2人とは異なる人物をアサインしていくという。織田は「デザイナーに限らず、ディレクターやスタイリスト、ライター、モデル、職人など、ファッションに関わるさまざまな人に参加いただき、よりファッションを多角的に捉えることができる取り組みに成長させていきたい」とコメントしている。

◾️SOMEBODY ポップアップイベント期間:2023年12月16日(土)〜12月17日(日)会場:ドミシール平野 302号室所在地:東京都渋谷区神宮前1-19-13-302Instagram

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