レオン戦MOMの浦和MF小泉佳穂、サウジでも轟いた声援に感謝「ホームのようなサポートでした」

1

2023年12月16日 03:29  サッカーキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

クラブ・レオン戦のMOMに選出された小泉佳穂 [写真]=FIFA via Getty Images
 2023 FIFAクラブワールドカップ サウジアラビアの準々決勝(2回戦)が15日に行われ、浦和レッズ(日本)がクラブ・レオン(メキシコ)を1−0で下した。試合後、浦和のMF小泉佳穂がFIFA公式のフラッシュインタビューに登場した。

 試合は立ち上がりから浦和が主導権を握ると、19分には小泉が決定機を演出。左から中央へ持ち運んでスルーパスを送ると、抜け出したMF大久保智明がGKと1対1のチャンスを迎えたが、左足で放ったシュートは相手GKロドルフォ・コタに阻まれた。後半もなかなか均衡を破れずにいたが、78分には途中出場したFWアレックス・シャルクが大仕事。ボックス右でFWホセ・カンテからのパスを受けると、右足で狙い澄ました一撃を流し込んだ。試合はこのままタイムアップ。浦和が準々決勝を制した。

 この試合、小泉は左サイドの2列目でフル出場。時には大外に張り、時には中央へ絞って巧みなポジションでボールを受けるなど、明治安田生命J1リーグと変わらない役割を担い、浦和の攻撃を彩る存在となった。FIFAが選出するマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも輝いている。

 フラッシュインタビューで試合を振り返った小泉は「チーム全員でハードワークした結果、勝利を掴めたと思っています」と喜んだ。会場となったサウジアラビアの『プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム』には数多くの浦和のファン・サポーターが駆け付けたが、「今日はホームのようなサポートをしてもらえました」と感謝の言葉も述べている。

 クラブ・レオンを破った浦和は、準決勝でヨーロッパ王者のマンチェスター・シティ(イングランド)と相見える。2022−23シーズンにプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)優勝という“トレブル”を達成した世界の強豪との一戦に向けて、小泉は「次のマンチェスター・シティ戦でも、チーム一丸となってハードワークして、勝利をもぎ取りたいと思います」と意気込んだ。

 浦和とマンチェスター・シティの一戦は、日本時間で12月19日の27:00(20日の3:00)キックオフ予定。試合の模様はFIFA+にて無料生配信される。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定