状況を整理すると……。会場費は4千円。会場費+食材で4万円(1万円×4家族)かかったということになります。(ん? アサカワさんも含めて割り勘だよね……?)よく考えたらそこはちゃんと聞いていなかった気がします。もしアサカワさんが出していなかったら費用は3万円ですが……。それでも高いような……でも、そうだったらそうで、幹事は含めないことを連絡しますよね……? モヤモヤしていると、みんなのグループにメッセージが届きました。
謙虚な文面でしたが、「レシート添付してほしいな」というしっかりした主張が見えてきます。不信に思っていたのは自分だけではないことに安堵しました。きっとこれでレシート画像が届くことでしょう。あとは残りの食材の行方をハッキリさせれば……。
「確認したら、多めに取りすぎていたわ。今度返すね」アサカワさんから返事が届いた! と喜んだのもつかの間。レシート画像添付はなく……このメッセージのみ。
思わず画面に向かって突っ込む私。アサカワさんは、その後レシートを添付することはありませんでした。
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お金で揉めると、なんとも言えない疲労感がずーっと続きますよね。いつまでこんなモヤモヤした思いを続けないといけないのでしょう。みんな口には出しませんでしたが、グループLINEに書かれている「レシートをお願いします」の文字で、会計に不満がありそうなことはわかりました。もちろん、レシートに記載されている金額が徴収した金額と差異がなければ、その通り支払ったので問題ないです。でも、なんとなく、金額が合わないことはみんなが察していたのではないかと思うのです……。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ