“肉食系”&“恋活中”女子のアダルトーク「男女の友情は成立する?」『いち花』に共感できない理由

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2023年12月20日 18:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

お琴(左)とルナ(右)

 12月8日、アラサー女子2人による人気ポッドキャスト番組『結婚したい乙女たちのアダルトーク』が初の書籍となって発売された。

男女の友情はアリ? ナシ?

 この番組は、「フリーを謳歌して飲み歩いていたが今は彼氏ができて落ち着いている肉食系女子」のルナと、「結婚を前提に5年半お付き合いしていた彼氏と別れてマッチングアプリに5個登録する絶賛恋活中」のお琴によるトークが人気。

お琴「Spotifyで独占配信されており、毎回、男女のアレコレに関するテーマを決めて、ざっくばらんに話しています。例えば、いま世間で話題になっている“奢り・奢られ論争”とか……

ルナ「“トイレットペーパーがアソコについてる、ついてない”とか(笑)。そういうアダルトな話題まで、すべてを語り尽くしています!

 書籍には、それぞれのインタビューや特別対談、これまで配信された中から厳選した神回、共感や学びが深いトークなどを収録。

 そこで『週刊女性PRIME』では、2人に特別インタビューを敢行。今回のテーマは、現在放送中のドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)でも話題の“男女の友情”。そもそも、男女の友情ってアリ? ナシ?

お琴「これ、難しいですよね。実はこのテーマ、ポッドキャストの本当に初期のころ、エピソード3でやったんですよ」

ルナ「でも、そのとき何を言ったか覚えてないや(笑)」

お琴「当時の私たちは“アリ”って言っているんです。今、それから3年ぐらい経つんですけど、私は“条件付きでアリ”なんじゃないかなって思っています。その条件は1つだけ。

 男性から見た女性、女性から見た男性も、どちらも外見がストライクゾーンじゃないこと。どちらかが恋愛対象というか、外見がストライクゾーンに入っていたら、友情は成り立たないと思います

ルナ「私は“男女の友情は成立するとは言えない”と思っています。ただ、“しない”ということではなくて、“するって宣言し続けることによって、成立する可能性が出てくる”っていう見解になったんですよ。めちゃくちゃわかりづらいんですけど(笑)」

お琴「どういうこと?(笑)」

ルナ「お琴が言った“ストライクゾーンじゃない”っていうことも考えたんですけど、意外とお酒の勢いとか相手の雰囲気で“タイプじゃなかったのにキスしちゃった”みたいなことはあるらしいんですよ。だから、それは言い切れないなと。じゃあ、なんで“男女の友情”で議論が生まれるのかをめちゃくちゃ考えた結果、“友情が成立する”って言ってる人は“現在、友情が成立していると思ってる友だちがいる”んだと思うんです。

 つまり、“現在、私はその人のことを異性として見ていません”ということだけが事実としてある。じゃあどうして、それを“怪しい”って思う人がいるのかと言ったら、 “相手の気持ち”と“未来の気持ち”は誰にもわからないからだと思う。今は成立してるって思っているかもしれないけど、未来のことはわからないから、友情をどの視点で見るかによって変わるのかなと思って。めちゃくちゃ考えちゃいました(笑)

“友達”だと思っていても、それは“今”でしかない

お琴 「たしかに、その通りだよね。今、その人のことを“友達”って思っていても、それって“今”でしかないよねってことでしょ?

ルナ「“今”だし、“自分”の意見だよねってこと。相手がどう思っているかは、わかんないじゃん。男性が特にそうなんですけど、調べたら、本当は相手に好意を持っているけど、相手にそれがなさそうだから理性で抑えてるっていう意見がめちゃめちゃ多かった」

お琴「それ、多そう」

ルナ「じゃあ、これって友情が成り立ってると言えるのか言えないのかって、超グレーゾーンじゃないですか

お琴「グレーゾーンだわ」

ルナ「だから、言い切れないと思うんですよ、正直」

お琴「男性が、この子は絶対に“友だち”だなって思う場合ってどういうときだろう?」

ルナ「たぶん、女性が拒否を続けてるときだよね」

お琴「なるほどね」

ルナ「“あなたは男友だちであり、絶対、男としてはない”って女性が言い切ると、男性は関係が切れないように、友情で続けようとして成り立つ可能性がある。……っていう推理です(笑)

お琴「それ言えてる気がするな〜」

友達だと思っていたから男性からキスをされそうに……

ルナ「私、実際にずっと男友だちだと思ってた人と、飲みに行ったり、食事に行ってたりしていたら、いきなりキスしようとしてきて、誘われたことがあったんです。“友だちだと思ってたのに”ってめちゃくちゃショック受けて、そこから拒否を続けたんですね。“1ミリも性の対象として見てない”って言い続けたら、そういう誘いは完全になくなりました。女として見ても意味のない人なんだということを認識したから

お琴「なるほどね」 

ルナ「拒否って超大事だよね」

お琴「たしかに!」

ルナ「1回そういうことがあったから、ちゃんと友だちになれたのかも。でも、この話でいくとさ、“成立しない”にならない?」

お琴「そうなの」

ルナ「変わったね、うちらも(笑)」

お琴「変わった。私がこの3年で変わった理由は明確にあるんです。3年前までは、本当に“こいつ私のこと女として見てないな”っていう男友だちのほうが多かったんですよ。それってビジュアルが関係あるんじゃないかなと思っていて。当時の私は、どちらかというと女芸人みたいなキャラだったんですよ。

 だけど、3年経って、自分で言うのもなんですけど、ちょっと垢抜けたんです。そうしたら、男友だちからの見る目が変わったなって感じちゃうんですよ。だから、男性のストライクゾーンに入ってなかったら、友情は成立するんじゃないかと、経験として思っちゃうところがあって

ルナ「なるほど」

お琴「だから、さっきの“条件付き”という結論になったんです

 では、パートナーがいる場合は……?

結婚で女友達と縁を切る必要はないが、会う形は考えるべき

ルナ「彼氏や彼女がいても“友情が成立する”と思う異性を、それぞれ抱えてはいると思います。私のカレにも、女友だちはいますし。でも、パートナーから見たその友だちって、“相手の気持ち”とか“未来の気持ち”という部分はわからないじゃないですか。だから、2人で会うのは論外だと思うんですよ。

 可能性がわからない以上、変な心配をさせないという気遣いの意味では私もしちゃいけないと思うし、相手もそれは控えてくれています。『いちばんすきな花』で、友だち同士の男女で夜にカラオケによく行ってたけど、結婚するからもうやめるっていうくだりあるじゃないですか

お琴「あぁ〜、それ見た!」

ルナ「あれって、2人の仲がいいのはわかるんですけど、“夜にカラオケで2人”というシチュエーションは、結婚が決まった以上、キツイなと思っちゃうんです。だって、怪しいじゃないですか。私は絶対にイヤ。信じられないもん、そんなの。だから“結婚するからもう会わない”っていう仲野大賀さんの決断は、優しい人だなって思いました。それに対して多部未華子さんが“なんで?”みたいになっていた。

 それに“友だちなら間に挟まれた相手の気持ち考えろよ”と思っちゃった。人数を増やすとか、形を変えて会うことはできるのに、わざわざ2人の関係性を変えないまま会おうというのは、ちょっと無理がある。パートナーができたり、結婚したからって縁を切る必要はないけど、会う形は絶対に考えるべきというのは、めちゃくちゃ思います

お琴 「あぁ〜」

ルナ「この前、カレがいいことを言ってて。“そもそも、この世で仲よくなれる人なんてごく一部なのに、それを男女でさらに分けたら、その数が本当に少なくなってしまうから、自分で世界を狭めないで、環境を変えながら仲よくしていくほうがいい”って。それを聞いて“たしかに〜!”と思っちゃいました(笑)。みんなで会うとかなら全然いい。2人は絶対ヤダ。2人は意味わかんなくない?

お琴「それは意味わかんないね。無理。嫌だ。」

ルナ「大人数ならいける?」

お琴「大人数だったら大丈夫。あと、カレが仲のいい女友だちは紹介してほしいなって思います。シンプルにカレの女友だちのタイプが見たい。だいたい会ったらわかるじゃないですか。“この女はどういうタイプだな”とか“ヤバいか、ヤバくないか”とか。そこで“女の匂いがする”と思ったら、ちょっと警戒します。

 それがまったくなかったら、逆にその女の子と私は仲よくなれちゃう。私、5年半付き合った元カレにも、女友だちを紹介してもらったんです。結果、仲よくなって、カレ抜きでその子と遊びに行ったりもして。そういうの全然あると思うんですよね」

ルナ「じゃあ、もし“この子ヤバい”と思ったらどうするの?」

お琴「めちゃくちゃ警戒します。でも、何も言わない

ルナ「言わないの!?」

“男女の友情”は闇深い

お琴「何も言わないんですけど、カレからその子の名前が出たら、ちょっと不機嫌になる (笑)」

ルナ「例えば“今日その子と誰々とみんなで飲んでくる”とかは?」

お琴「“ふーん、行ってらっしゃい”って感じかも。自分の中で警戒しとくっていうだけで、それはそれなんですよ」

ルナ「ウチはそれ、ストレスだわ

お琴「ちょっと警戒しておけば、何かあったときに気づけるだろうから、マークしとくっていうだけ」

ルナ「人物だけわかればいいってこと?」

お琴「そう」

ルナ「はぁ……」

お琴「あれっ、全然理解してもらえない! マジか! あまりに度が過ぎたら、さすがに言いますよ。その子と2人で遊びに行くとか。“え、無理だよ。やだよ”って言います

ルナ「2人きりのときは正直に言わないから! “3人で”って言うからね、本当に何かあるときは。そういうもんだよ! それこそ書籍でも対談してる元カレと沖縄行ったとき、“友だち呼ぶね”って呼んだ中にセフレがいたわけだから」

お琴「それは、ヤバい(笑)」

ルナ「だから、会わせてもらったからって信用できない」

お琴「男性のタイプにもよるんだろうな」

ルナ「なんか“男女の友情”て闇深いね(笑)

お琴「意見も割れるもんね」

ルナ「だからこそ盛り上がる永遠のテーマなのかもね

このニュースに関するつぶやき

  • この人たちの言うてることが上から下までまったく理解できん。友人の8割は男だが闇も夜も月もすっぽんも、何ひとつ感じたこたあねえぞ。
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