ベイクルーズ初のアートギャラリー業態が虎ノ門ヒルズ ステーションタワーに開業、初回展示は葛飾北斎をフィーチャー

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2023年12月24日 15:01  Fashionsnap.com

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 ベイクルーズが2024年2月29日、初のアートギャラリー業態「アート クルーズ ギャラリー バイ ベイクルーズ(art cruise gallery by Baycrew’s)」を虎ノ門ヒルズ ステーションタワーにオープンする。初回の展示では、江戸時代の浮世絵師 葛飾北斎をフィーチャー。開業日の2月29日から4月14日まで、北斎の代表作を揃えた展示「PLAY w/ HOKUSAI(プレイ ウィズ ホクサイ)」を開催する。

 アート クルーズ ギャラリー バイ ベイクルーズは、同日にオープンする「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT by BAYCREW’S)」内に出店。ライフスタイルの中で必要不可欠であるアートとファッションが交差する場として、有形無形や古今東西を問わず、ベイクルーズならではの視点によってキュレーションした作品や作家を取り上げる。空間デザインは、展示ごとに変化させることで、アーティストの世界観を具現化する狙いだという。
 「PLAY w/ HOKUSAI」では、葛飾北斎の代表作の一つである全15編の絵手本「北斎漫画」にフォーカス。北斎漫画は、北斎が全国各地に点在していた弟子たちに自身の技術を伝えることを目的に描かれたもので、現代の「漫画」のルーツになったとも言われている。展示作品は、北斎漫画の世界一の蒐集家として知られる、東洋古美術の専門美術商 浦上蒼穹堂の浦上満代表のコレクションの中から、遊び心のある絵画的要素の強い80点をセレクト。展覧会のタイトルにも「PLAY(遊び)」と名付け、北斎が描いた自由奔放で森羅万象の世界に入り込むような空間に仕上げた。アートアンドリーズン(ART&REASON)の佐々木真純がディレクションを手掛け、グラフィックデザイナーでアートディレクターのおおうちおさむがクリエイティブディレクターとして、空間デザインやポスターヴィジュアル、作品選定を担当した。なお、同展のメインヴィジュアルには、ギャラリーが位置する虎ノ門ヒルズにちなみ「奔虎」(北斎漫画十三編に収録)が用いられている。

■PLAY w/ HOKUSAI会期:2024年2月29日(木)〜4月14日(日)会場:art cruise gallery by Baycrew’s所在地:東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワ ー3階 SELECT by BAYCREW’S 内

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