娘の様子から私は「ついに友達トラブルが起こったか」という気持ちを抱きました。さっそく娘に詳しい事情を聞きます。
学校を休んだくらいで友達関係が変わるとは……。難しい年ごろになってきました。
娘の話を聞いている限り、友達のユウちゃんのやり方は感じがいいとはいえなさそうです。
娘のサヤは、傷ついているというより状況を客観的に判断しているように見えます。それでも、今まで仲がよかった友達にそんな対応をされて、どんなに嫌な気持ちになったことでしょう。
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女子のグループには「あるある」な話です。私も経験してきたからこそ、娘が心配になりました。
娘がマコちゃんの陰口を叩いたのは悪いことかもしれません。でもそれをわざわざ本人に伝えるなんて、ユウちゃんの意地の悪さを感じてしまいました。
サヤはどんなにつらかっただろう、と想像すると、私は娘に寄り添ってあげたいとも思うのです。ひとまず、本人の気持ちを聞くことにしました。
ミトちゃんは娘が小学校のときからの友だちです。娘はユウちゃんに仲間ハズレにされてから、同じクラスのミトちゃんたちと一緒にいるようでした。娘は気が強く、気持ちの切り替えも早い子です。私の動揺なんておかまいなしの様子でした。娘のサヤはユウちゃんを突っぱねるようにしたようですが、果たしてそれで解決する問題なのでしょうか。
自分の都合で仲間ハズレにして、うまくいかなくなったらまた友達に戻ろうとする……。ユウちゃんの行動は、大人の目からみて正直自分勝手に見えます。だけれど、私も少女だったころに、こういうトラブルに巻き込まれた経験があるので、ユウちゃんの気持ちも分かるのです。一方で、怒る娘の気持ちは理解できますし、友達に戻ることを断ってもしょうがないと思います。けれど結果としてユウちゃんは孤立してしまい、少しかわいそうです。ただ、子ども同士のことです。どこまで親が介入すべきか迷いました。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・林檎りん 編集・塚田萌
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