名古屋、福岡の“エース”FW山岸祐也を完全移籍で獲得「最高の景色を見られるように全力で戦います」

　名古屋グランパスは29日、アビスパ福岡からFW山岸祐也を完全移籍で獲得したことを発表した。

　1993年8月29日生まれの山岸は現在30歳。2016年にザスパクサツ群馬でプロキャリアを始めると、FC岐阜とモンテディオ山形を経て、2020シーズン途中にアビスパ福岡に加入した。以降は“博多のエース”としてクラブ公式戦通算136試合に出場し38得点15アシストを記録。今シーズンはクラブ史上初のルヴァン杯優勝にも大きく貢献した。

　まず山岸は、アビスパ福岡退団に伴い、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「今回名古屋グランパスに移籍する事に決めました。アビスパ福岡にコロナ禍の10月に移籍してきてから3年2ヶ月毎日が充実していて本当に最高の日々をおくれました。J2からJ1に昇格しジンクスだった5年周期を終わらせたり連勝の記録を塗りかえたり、そしてルヴァン杯で優勝しカップを福岡に持って帰れたこと。国立での最高の景色をみんなで共有できたこと。そのチームの一員としてアビスパ福岡の為に戦えたこと。本当に嬉しく思います。個人としては2年連続2桁得点でアビスパのJ1ゴール記録に並べたものの更新できなかった事は少し悔しいです。PKの練習します！　笑良い時も悪い時も一緒に戦ってくれたファン、サポーターのみなさんには本当に感謝しています。今までもこれからもアビスパ福岡が大好きです」

　また、名古屋グランパスに完全移籍加入する山岸は、クラブ公式サイトで意気込みを示している。

「アビスパ福岡から移籍してきました山岸祐也です。自分に期待して、チームを信じて、グランパスファミリーのみなさんと最高の景色を見られるように全力で戦います。よろしくお願いします！」